現行の教範には三合拳の初っ端の解説で、
「但し、三合拳には始めから体構えがついているから!!!!!」
とかいういまいち分からない文章が付いていた。攻者一字構にしてる理由ちゃんと説明してやれよ?みたいな意味なのかとも思っていたが、やはりトータルではイミフであった。
んで第2版見ていて気が付きくましたわ。これは仁王拳の記述と対応していると。
第2版には、
仁王拳
「仁王拳演武の時は(中略)正対で結手構えにて、相対し、不意打ちの形式で、攻者が行動を開始すること」…(A)
三合拳
「但し、三合拳には始めから体構えがついているから」…(B)
とある。(B)は全く同じ文章で現在まで残ったが、(A)は消えた。
実際仁王拳の第2版の記載は、
- 上受突(表、裏)
- 打上突(表、裏)
- 内受突(表、裏)
てな感じであり、対して三合拳は、
- 拂受蹴(攻、一字構 守、一字構 開構で対す)
- 下段返(攻、一字構 守、一字構 開構で対す)
- 中段返(攻、一字構 守、待氣構 開構で対す)
てな具合で、仁王拳は確かに指定がなく、三合拳は構えが指定されている。
うーん、仁王拳の方を削除したときに三合拳の方もなんとかすべきだったね。。まぁ教範てこんなのめっちゃ多いから。
仁王拳が結手からというのはちょっと面白い。時代を感じる。御存知の通り現在は仁王拳も中段構や一字構が指定されているから、(B)の意味がわからなくなっていたと。
だが少年部科目表で、結手ではないものの正対構から始めるというのは歴史的に見ても根拠があったのだなと嬉しくなります。
古参から、昔は正対構からやってたというのは聞いたことがあるので、裏付けが得られてよかった。
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