4月のテーマ「掛り稽古(攻撃)」

BY ライデン IN No comments

4月は引き続き、掛り稽古、です。

親もに剛法の攻撃技術を主眼に置きますが、受け立ちのほうもよく観察していれば守者の練習にもなりますので、ただ立っていることのないようにしてください。

少林寺拳法の特徴のひとつとして「守主攻従」が挙げられますが、守者のスキルは攻者のスキルに依存しますので、まずそれなりの攻撃スキルの習得は必須です。しょぼい攻撃からはしょぼい守りしか身につかないのは自明です。まぁ楽しくやりましょう。

3月のゲスト主座 いわゆる接触系、とか

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先週来ていただいたのは都内の某道院のOさんです。
Oくんは先月のMくん同様学生時代からよく一緒に練習しているナイスガイです。いまは少林寺拳法以外に、現代格闘技から伝統的なのものまでかなり多方面に武術を習っているので何をしてくれるのか期待してしまいます。

今回やってもらつたのは、ざっくりいうと接触系ですね。五花拳手前みたいなのをたくさんやりました。この手のものは、(参加者を見ていると)拳歴がもろに出るのでおもしろいですね。
結構運動量も有り、翌日はいい感じにお尻周りが筋肉痛になりました。

以下やったことメモー

  • 人の躯のうえや超えながらを行う、丁寧な前回り・後ろ回り(受身てわけではない)
  • いわゆる、ガンダムコンビネーション
  • からの、丁寧な接触と対処
とくにこういうときはこうするといつた内容ではなく、適当に対処なので引出しとかライブラリがある程度必要になります。あと得意なパターン。今月はちょうど逆技の掛り稽古を淡々とやっていたので、そのパターンに持ち込めれば茶帯のひとにもできる、かも。
法形演練はパターン稽古になりがちなのだこういう脳みそこねこね身体もこねこねコンパイル、みたいな稽古はよい稽古になったと思います。

接触系というても、ゆるい感じと言うよりは、まずしっかりぶつけといてから抜いていく流れなので、とても説得力があるし運動起用度も高いです。いい汗かきます。
ガンダムコンビネーションはゆる~い当て止でだけど、相手がついつい防御してしまう身体で当てに行く感じの攻撃、このクイックな動きが筋肉痛に繋がったと思う(汗)
ミットで当て感はやしなってるとはいえ、こういうのは対人でしか培えないものだったので、茶帯のKさんも楽しめたと思います。


やはりOくんはよく考えていろいろい稽古してるんだなと、面白い。ミドル(キック)を膝カットからの蹴の返しはとても早く自然な動きでした!!私ももっと練習しなきゃ。
また来ていただきたい!!

3月のテーマ 「柔法掛り稽古」

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有級拳士が増えてきて、少しですが逆技も出てきましたので一つここで柔法の運用について行います。技を正確に学ぶだけでは運用には届きません。技は適切な機に用いることがとても大切です。どちらも大事な修練です。
最初はかかり稽古で数をかけていきます。足サポがあるとぐっと楽になり、回数をかけられますので持参してください。

【ゲスト】蹴の当て方

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ゲスト主座の日

今週は都内からMくんに来てもらって主座をお願いしました。
今月からですが、定期的に外から人を読んで主座をお願いすることにしました。色んな人にいろんな少林寺拳法を見せてもらったほうが、門下生のみなさんが混乱していいかなと思いまして。幅広く少林寺拳法を学んでいただきたいので。

Mくん

Mくんは18歳の頃から私と練習するようになった、至極真面目な拳士で少年自体から西の方で拳法をやっていました。いまは都内住みで都内の某進学高校で拳法をまたガッツリやり、そのあと私の練習仲間に合流したのです。

大学生の頃はいろんな他流試合に出まくっていました。いまは社会人ですが今もたまに出ていると思います。少林寺拳法も籍は置いていますが、今のメインは総合のジム、と筋トレ。若いのでどんどんやってほしい!!

そういう刺激が強いとこに通っていても何故か少林寺拳士としての気持ちが持続するので少林寺拳法は不思議です。彼が外で学んでいることは少林寺拳法でも大いに役に立つとでしょう。

蹴を当てる

今回の主座の内容は、キック、蹴ですね。
蹴り方というか当て方かな。彼がジムの経験で、「どうもローがサクサク入れる人がいて、なぜこんなにうまいのか? よくよく観察し考えると、突き方と(動作の)起こりが同じだったため反応しにくいのではないか」とかなんとか。
彼はいろいろ自分で考えて学んで、スパーして、試合出てるので話が面白い。

そんなわけで、突きと蹴、どういう意識とどういう動作でバレにくくするのか、という内容となりました。突きとミドル、ローをバレないように出す練習。いや、バレてもいいんですけど、当たるように出す練習を。

ちょうど前日に、突きを出すときのイメージの話をしていたのでちょうど良かった!!
イメージの内容は別のものでしたがイメージを変えると動作も変わります。これは拳法をする上ではとても大事な認識ですね。拳法外でも。

上記のようなことを養うためにミットを突き蹴りし、ライトスパーして良い汗をかけました。蹴のフォームがよくなる移動稽古(高校拳法部由来らしい)の成果、翌日には変わったところが筋肉痛に。いい練習法でした。またやろう。

捉え方はみんな違ったと思いますが、普段とは違う内容が学べて良い刺激になったと思います。
こういう外部刺激はいつスパークするかわからないので、機会があればいろいろ学んてくださいませ。少林寺拳法は全部飲み込める。