tag:blogger.com,1999:blog-84800914008810891902024-03-12T10:00:21.465+09:00大六天go!金剛禅総本山少林寺 横浜大六天道院【少林寺拳法】
Unknownnoreply@blogger.comBlogger43125tag:blogger.com,1999:blog-8480091400881089190.post-84640682685376330332023-01-04T20:55:00.003+09:002023-01-13T15:18:49.605+09:00連続複数法形修練てやつ <span style="color: #2b00fe;">2022年12月頃のツイート。大事なことなので内部用にまとめておきます。誤字脱字の訂正と一部訂正しています。</span><div><br /><br /><a href="https://twitter.com/Masspro_Dharma/status/1605458191692623873"><b> https://twitter.com/Masspro_Dharma/status/1605458191692623873</b></a><br /><br /><b> 連続複数法形修練てのを最近本部が推してんだけど、横浜大六天道院はこれをずっとやっていて、むしろ個々の技をガチガチにしないようにしてるんです。その日だけのやり捨てやしな。</b></div><div><b> やっぱ最新だったか。。いやワイは古典的な練習やと思ってやってんやけど。<br /><br />これが開祖が言った、型でなく形、ていう法形演練とちゃうのかね。細かいこといいすぎたらそれが死ぬのよ。 禅理における不立文字教外別伝まんまんやな。</b><br /><br /><span style="color: #0b5394; font-size: x-small;">横浜大六天道院はこれをするための道院と行っても過言ではない。新設しないと所属してるだけではこういう修練を継続して行うことができないと判断したためです。</span></div><div><span style="color: #0b5394; font-size: x-small;">古典的と書いたのは、こういうのが、組演武、阿羅漢八系・那羅延五系がこのあたりの痕跡と思います。同じものではないですが、法形を続けて行うという修練は想定されていたと思います。何故か教範から消えたんですけど。</span><br /><br /><br /><a href="https://twitter.com/Masspro_Dharma/status/1605460973078183936"><b>https://twitter.com/Masspro_Dharma/status/1605460973078183936</b></a><br /><br /><b>A→B→Cだけど、A16種→B16種→C8種とかバリエーション多くやるのが大事やで。A→B→Cでやるけど同じパターンはほぼない。</b></div><div><b> 法形1つでも左右表裏開対、順突逆突順受逆受、色々やれば何パターンもあるしね。</b></div><div><b> ただ昇格試験には全く向かないので、そこんとこよろしく。試験的にはむしろ下手になるから。</b></div><div><span style="color: #0b5394; font-size: x-small;">内受突16種→上受突16種→流水蹴16種、みたいな。繋ぎとなる連反攻も自由なのでもっと増える。</span></div><div><span style="color: #0b5394; font-size: x-small;"><br /></span><br /><b>完全な自由攻防</b><span style="color: #0b5394; font-size: small;">(乱捕り)</span><b>でも無い、完全な固定された組み合わせ</b><span style="color: #0b5394; font-size: small;">(昨今の演武)</span><b>でもない。緩やかな限定の中に適度なランダム要素、てのが大事よ。安全性と実践性を無難に担保できる。</b></div><div><b><br /></b></div><div><b> A→B→Cと法形つなげても固定しすぎると単に長い法形やるだけになっちゃうよ。それこれまでと対して変わらないよ。やりすてやりすて</b><br /><div class="separator" style="clear: both; text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/a/AVvXsEjTScOE_vLdc0dzrF_FwUYwaScdYl86pl8xowV6IsMY1UuA56IiDtzkaP4vvWSbFlBB-AKjS06dsqOkw7Y_Y5e9kO3RexClGK4uXuGQRle7y6-tnmtg6uBWhf7k5SQdT0wF2Xu5HpbS9-LxhIeZ0Axj7bdFUHzochEKXFlGoF10PYZiOINW6p9mGdTsVQ" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img alt="" data-original-height="175" data-original-width="700" height="160" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/a/AVvXsEjTScOE_vLdc0dzrF_FwUYwaScdYl86pl8xowV6IsMY1UuA56IiDtzkaP4vvWSbFlBB-AKjS06dsqOkw7Y_Y5e9kO3RexClGK4uXuGQRle7y6-tnmtg6uBWhf7k5SQdT0wF2Xu5HpbS9-LxhIeZ0Axj7bdFUHzochEKXFlGoF10PYZiOINW6p9mGdTsVQ=w640-h160" width="640" /></a></div><br /><br /><br /><a href="https://twitter.com/Masspro_Dharma/status/1605471650098843648"><b>https://twitter.com/Masspro_Dharma/status/1605471650098843648</b></a><br /><br /><b>あーそうだもう一つ大事なことがあったね。 </b></div><div><b><span style="color: red;">「乱捕りのような演武、演武のような乱捕り」</span>…(A)</b></div><div><b> 少林寺拳法を駄目にした言葉ベスト3に入るこれ。</b></div><div><b> 連続複数法形修練の先には本来の(A)、これがあると思っているよ。連続複数法形修練は本当に大事な修練。</b></div><div><b><br /> (A)だけ聞くと、乱捕りを演武に近づける、演武を乱捕りに近づける、というニュアンスに取られやすい。これは異なるものを近づけるという発想。</b></div><div><b> そうでなくて、法形という同根から乱捕りと演武の区別つかないようなものが生まれてくるていう意味だと思うよ。別々のものを無理に近づけるんじゃなくてさ。</b></div><div><b><div class="separator" style="clear: both; text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/a/AVvXsEiC9eS2fu36go6MJDfhhyUG3Dmt0eq2rtStDqLj1qjlepXy96Qyddkc9AY7TnQLPHnHdIJbSuJ0HtVsQCVUBlisDbYRrWXD3DrO8ftsqikryWUVs8DTzWAtIOTS1XSggXmyu8hdGIIr5D5HXANBKFu2h8LNDq9qApYzfG1qFlNbbFr-yqZdTP8k-CnwDg" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img alt="" data-original-height="253" data-original-width="600" height="169" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/a/AVvXsEiC9eS2fu36go6MJDfhhyUG3Dmt0eq2rtStDqLj1qjlepXy96Qyddkc9AY7TnQLPHnHdIJbSuJ0HtVsQCVUBlisDbYRrWXD3DrO8ftsqikryWUVs8DTzWAtIOTS1XSggXmyu8hdGIIr5D5HXANBKFu2h8LNDq9qApYzfG1qFlNbbFr-yqZdTP8k-CnwDg=w400-h169" width="400" /></a></div><br /><br /> 乱捕りと演武に区別がなく、法形と乱捕りにも区別がなく、法形と演武にも区別がない。ここまでが法形、ここからが乱捕り、演武ていうライン引きなんて無いんだよ。法形演練は。 </b></div><div><b> 何度も言うけど、細かい技やったらこれら全部死ぬ。曖昧さの中に可能性がある、それが法形演練だと思ってる。</b></div><div><span style="color: #0b5394; font-size: small;">字数で省略したけど、ついでに法形と基本にも区別がない。そういう広い範囲の法形修練が大事です。法形を狭くしない。細かくしない。</span></div><div><span style="color: #0b5394; font-size: x-small;"><br /></span><b>どんなに精妙な技でも、巧妙な技工凝らしても、部分の集合は全体にはならないんだな。むしろ遠ざかってしまう。言葉や文字に真実を捉える力が根源的にないからだよ。</b></div><div><b> だから「技をきっちりやる」ほど堕落する、と私は考えているのです。</b></div><div><b><br /></b></div><div><b> 宗教的になってきた。</b></div><div><span style="color: #0b5394; font-size: small;">「法形をきっちりやる」ような設計ではないのですよ、法形は。</span></div><div><b><br /></b></div><a href="https://twitter.com/Masspro_Dharma/status/1605473554555817984"><b>https://twitter.com/Masspro_Dharma/status/1605473554555817984</b></a><br /><b><br />まぁはっきり言って、連続複数法形修練は流行らないと思うわ。 </b><div><b>試験にも大会にも使わないからだよ。</b><br /></div>Unknownnoreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-8480091400881089190.post-30003310616760637612022-12-05T15:10:00.007+09:002023-06-15T17:35:46.429+09:00少林寺ジャーは他流派スパオフに行こう<p>スパーオフ会ていうやつ。昨今すごく多くて、関東圏なら5グループ以上あると思う。</p><p>だいたいルールは似てます。上級者から初心者まで楽しめる。勝負じゃないんです、お互い知らない人、知らないスタイルの人とスパーしたいんです。</p><div class="separator" style="clear: both; text-align: center;"><br /></div><br /><p><br /></p><h3 style="text-align: left;">他流派とオフ会ができる時代</h3><p>いい時代です。かつてイメージされたような、流派間の殺伐とした意地の張り合いなんてないと思います。</p><p>思えば2004年に2ちゃん武道板で他流派スパオフ開催したのが私にとってスパオフの最初でした。ネットの武道談義は必ず荒れる。そんなときはオフで検証。そういう時期でいろんなオフ会が開催されていました。</p><p>ちなみに当時のオフはこういう流れでした。ます全員でフルコンルールを超軽く。ここでムキになる人がいないか運営側はチェック(まずいない)。その後キックルール、組技ありルールとかフルコンルールとか3-4つにグループ分け。参加者は3-40人はいたと思います。</p><p>ここ五年くらいでますます進んでたくさんのグループが開催しています。すごく参加しやすくなりました。だから興味があれば<b><span style="color: red;">拳士の方がにも参加してほしい。</span></b></p><p><b><span style="color: red;"><br /></span></b></p><h3 style="text-align: left;">第三の修練場になる</h3><p>私イメージでは、第三の練習場です。1は自分の所属の通常練習、2は試合、そして第3が他流派スパオフです。</p><p>試合は試合で大事です。やっぱ明確に勝敗を競うことはおおきな収穫があります。強度も高いしライトスパーでは得られない経験値が貯まります。試合は他流派スパオフでも代用は<u>できません。</u>関東圏には防具空手系でオープン大会がたくさんあるのでおすすめです。</p><p>試合は試合でいいのですが怪我もあるし、トーナメントで負けようものなら一日一戦ということもあります。他流派スパオフは試合よりずっと安全だし、一日何回も繰り返せるのですごく経験値が貯まります。</p><p>また他流スパオフの特徴の一つに、色んなスタイルの人とスパーできるてのがあります。これがかなり楽しい。試合ではどうしても大会ルールによって収斂してここまで幅広くはなりません。自分のスタイルを通すのか、相手に合わせて変えるのか。勝ち負けじゃないからどんどん試せます。そういう中で自分の流派のスタイル、自分のスタイルがよりはっきり見えてくるんです。これは慣れた身内とだけやってるうちは分からない。</p><p>安全面が高いので、今後武道団体の中にはこれまでの試合出場を目指すという目的の他に、<b>「他流派スパを楽しむ」</b>というものを掲げるところが出るんじゃないかな。社会人にも参加しやすいけど、それなりに試せる場所がある。試合は敷居高いけどスパオフなら…という需要はあると思います。そういう風にメジャーな稽古の一つとしてもっと定着していくのではないか。アスリートクラスならいざしらず、アマチュアにはすごく貴重な場となっていく、私そう感じています。</p><p>ネットで簡単に探して参加も容易、良い時代です。</p><p><br /></p><h3 style="text-align: left;">道場の外で試す</h3><p style="text-align: left;">よく武道では教義の面で、道場で習ったことを道場の外でも活かそうみたいなのがあります。まあ確かに道場では品行方正だけど一歩外に出れば粗野になるでは困りものです。同様に技術もしかりです。<br />自分の習っていること、やっていることに一般性があるのか。道場の中でのみ、同門に対してのみ有効な技術に陥っていないかを試す場としては、他流試合とか他流派スパオフは有効です。</p><p style="text-align: left;"><br />横浜大六天道院ではこういうオフ会にも興味があれば気負わず参加できる程度には、スパーを日常的にやっていきたい思っています。別に技術的に圧倒とかしなくていいんです。気負いしない程度にスパーに慣れていてほしい、くらいです。<br />もちろん他流試合に挑戦するのもOKです。試合に特化した練習はなかなかできないですけど、できるだけ協力はします。</p><div><h3 style="text-align: left;"><br /></h3><h3 style="text-align: left;">終わりに</h3><p>もしかして、他流派と交流すると門下生の興味がそちらに移ってしまうんじゃ…引き抜かれちゃうんじゃ…そういう心配をする方もいるかもしれない。実際は自分とこますます好きになる方が多いんじゃないかな。私も他流派スパオフをして少林寺拳法がますます楽しく好きになりましたし。周囲にはそういうのが多いです。</p><p>技術が流出するんじゃ…<u>多分</u>大丈夫です!!!そもそもそんな時代じゃないです!!! 以下略</p><p><br /></p><p>何が言いたいかというと、<b><span style="color: red;">拳士の方がにも参加してほしい。</span></b></p><p>大丈夫です、私もクソ雑魚だけど参加してます。もう少し上手くなってからというそこのあなた、逆です。上手くなるために参加するんです試合もオフも。</p><p>怖い人はいません。どうしてもね、ネットで見ると上手い人がバチバチやってる風に見えますけど、そういうのばかりではないです。</p><p><br /></p><p>こんな感じ。他にもあるかも。</p><p></p><ul style="text-align: left;"><li><a href="https://www.facebook.com/groups/1408451889289250/" target="_blank">敬天愛人 手合わせ稽古会</a></li><li><a href="https://www.facebook.com/groups/494502124988322/" target="_blank">全国スパーリング交流会</a><br /></li><li><a href="https://www.facebook.com/groups/914057276034294/" target="_blank">ブライト会</a><br /></li><li><a href="https://kakedameshi.com/" target="_blank">掛け試し稽古会</a><br /></li><li><a href="http://blog.livedoor.jp/martialartsjam/" target="_blank">マーシャルアーツジャム</a></li><li>武遊会</li></ul><p></p><p><br /></p><p><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhkLIU9H0YooUXkFR92vmpXeDbK1CDDkLhhDL73V8dVGw4fvIvo0f58RBctzYT1JTbisFN6jx9hGcFbh_903Ma6NY_kqnaAVt8t-3o-HwMRLiZND29d0iwqTeqEPuSw-EPqOFYAQ3UL7u33yyBHXJz16cjmv6_r1rBl4_Eu-fesm0fxy_9URHvCyn6Bcw/s500/ov50_050.JPG" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em; text-align: center;"><img border="0" data-original-height="375" data-original-width="500" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhkLIU9H0YooUXkFR92vmpXeDbK1CDDkLhhDL73V8dVGw4fvIvo0f58RBctzYT1JTbisFN6jx9hGcFbh_903Ma6NY_kqnaAVt8t-3o-HwMRLiZND29d0iwqTeqEPuSw-EPqOFYAQ3UL7u33yyBHXJz16cjmv6_r1rBl4_Eu-fesm0fxy_9URHvCyn6Bcw/s16000/ov50_050.JPG" /></a></p><p><span style="font-size: x-small;">探しても2004年の他流派スパオフの写真まったくないわ…多分当時はまだ写真取られるの嫌がったんだよな。先生にバレると面倒とかさ。いまはどんどんSNSに上がってるけど。</span></p><p><span style="font-size: x-small;">仕方なんいのでイメージ写真は少林寺拳法のオフ会。</span></p></div>Unknownnoreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-8480091400881089190.post-70723924047550068082022-06-10T13:13:00.006+09:002022-06-10T13:30:20.563+09:00「道着脱いでいい?」「なんで?」<h2 style="text-align: left;"><b><u> 初夏でも暑い</u></b></h2><div>思えば中学生の頃も初夏ともなれば暑かった。でもまだ夏服期間じゃないので学ラン。汗疹とアトピーの私にはやんわり辛かった。<br />なぜ実際暑いのに脱いではいけないのか、とも考えずそんなもんだと思っていたあの頃。</div><div>ほどよく昨今は夏服の移行期間に関して、いくつかの報道も目にしたところです。<br /><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEj4h6mGrYgDgHuDW-iAnYM2AEFUy5uzLLD1GvmwK1YhgGTBZJEEpSk4kZr_xxcxU_RACRKCCMM17ey-xoFneRKzefL1GVsn0HdzF2cluZeO4CAsJkxHqHy_pjpQp9-LW0fhRDNASeHesfSXoqqGJnJYxjkdMZfHWy7Tqv_eQlc_iJfUFYR7mrlzoxcz/s1600/aozora0729IMGL8742_TP_V.jpg" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em; text-align: center;"><img border="0" data-original-height="978" data-original-width="1600" height="392" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEj4h6mGrYgDgHuDW-iAnYM2AEFUy5uzLLD1GvmwK1YhgGTBZJEEpSk4kZr_xxcxU_RACRKCCMM17ey-xoFneRKzefL1GVsn0HdzF2cluZeO4CAsJkxHqHy_pjpQp9-LW0fhRDNASeHesfSXoqqGJnJYxjkdMZfHWy7Tqv_eQlc_iJfUFYR7mrlzoxcz/w640-h392/aozora0729IMGL8742_TP_V.jpg" width="640" /></a><br /><br /><div>今も稽古のとき暑い。地区センターは冷暖房があるけど、まだクーラーは使えない。いや受付に頼むと弱めだけど入れてくれる、でもガンガンは効かせられない。施設の決まりで時期的なものがあるみたい。入れてくれるだけでもありがたい。<br /><br /><br />この「夏服」や「空調の時期」という決まりごと、これが厄介だ。決まりは大事だけど、大事だけど、、、やっぱり暑い。<br /><br /><h2><u>「なんで!?」</u></h2><div>そんななか、子供たちが毎回聞く。<br />「道衣脱いでもいい?」(汗だく)<br />「・・・着とけよ!!」(汗だく)<br />「なんで!?」(汗だく)<br />「・・・・」(汗だく)<br /><br />私もう諦めた。脱いでいいことにしようと。<br />フルコン空手諸派では道着脱ぐことも多いのは知ってる。新宿スポセン行ったら道着着てない人なんていくらでもいる。道着がなくてもできるのよ。実際暑いし、あと動きにくいのよ、道着。</div><div class="separator" style="clear: both; text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEivMK-qVNMs6u7lLx05IujVV7Q4Zze8pvQIigYQ07MEQmcVPWw_8PsB8_BBtTgc3SQA_nh06C9p1iTJpid6K2OjW5MeDgRcL3ATLUgt7jAc9bzIrbyePqlXIL9CiNTBsBXQiJtFNBFBLz299904bHiBYNu5SrDuY7UQYN851Lndk20JPz7s3iosiE51/s800/184719.jpg" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="600" data-original-width="800" height="300" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEivMK-qVNMs6u7lLx05IujVV7Q4Zze8pvQIigYQ07MEQmcVPWw_8PsB8_BBtTgc3SQA_nh06C9p1iTJpid6K2OjW5MeDgRcL3ATLUgt7jAc9bzIrbyePqlXIL9CiNTBsBXQiJtFNBFBLz299904bHiBYNu5SrDuY7UQYN851Lndk20JPz7s3iosiE51/w400-h300/184719.jpg" width="400" /></a></div><br /><div><br />道衣を着るべき合理的な理由がない。すべて合理性が優先されるべきと思っているわけではないのだけど、やはりこの子供の「なんで?」にまったく答えがない。無さすぎる。</div><div><div style="text-align: right;"><span>【関連・参考】<a href="http://sk-dairokuten.blogspot.com/2020/06/8-nook-1-2-3-1003000-4.html">横浜大六天道院は道着を着なくてもよい</a></span></div></div><div><br /></div><div>色々な考えがあると思います。でも暑いのも嫌だけど、何より決まりだからといって現状無視で着続けるこの不条理が嫌だ。</div><div>夏服も空調もルールは大事だと思うが、熱中症で倒れてまでのものではないのではないか。子供たちほんま毎回汗だくなんよ…。</div><div><br />だが帯は絞めてもらおう。帯さえちゃんと結ぶ習慣があればすぐ戻れるし。帯は自分たちで掴み取ったもんだから付けたがるしな。</div><div><br /></div><div>何が言いたいかというと、<b><span style="color: red; font-size: large;">暑い!!</span></b><br /><br /><div><br /></div>***************************<div><span style="font-size: x-small;"><br /></span></div><div><span>余談だけど私も禅門としての、「握りしめないこと」が頭に過りまくっているのです。<br />厳密な意味はあれだが、五箇条の御誓文、<br />「旧来の陋習を破り、天地<span>あまつち</span>の公道に基づくべし。」<br />明治の僧による、</span><div><span>「人伝の導師たる禅の師家がいたずら古い習慣にこだわってどうするのだ。世とともによろしく推移して、もって教化の実をあげん。」</span></div><div><span style="font-size: small;">このあたり。</span></div></div></div><div><br /></div><div>***************************</div><div>【追記】</div><div>我田引水で恐縮だけど、合気系でも脱ぐんだなと。<br /><a href="https://twitter.com/keidokan/status/1527022633937539072">https://twitter.com/keidokan/status/1527022633937539072</a></div><div class="separator" style="clear: both; text-align: center;"><br /></div><br /><div class="separator" style="clear: both; text-align: center;"><br /></div></div></div>Unknownnoreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-8480091400881089190.post-56780518360670462382021-07-11T16:31:00.024+09:002024-03-04T12:31:03.242+09:00横浜大六天道院は道着を着なくてもよい大きな声でも言えますが、うちの道院は一般拳士は道着を着なくてもいい道院です。いろいろご批判があるかと思いますが、うちはそういう方針なのです。<br />
とはいえ、結局みんな7割はくらいは道衣を着ています。「なんでもいいよ」といっても道衣なのです。これは一つ面白い結果だと思っています。<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiUz-s8nPDXGlp_tlF0cbobdrF2m6PfKWyAKrGdx430egDZiQgxVrbie190cVJYKtUBzC0PB8ZlV3eUtqjhqoTvw-PpacT7H3Hjb9M8Dcn1jrKNjKQe0cC7W-wFw8EkrUo6OCF0ZMrLD4zk/s1600/190729_202405%25281%2529.jpg" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="768" data-original-width="1024" height="300" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiUz-s8nPDXGlp_tlF0cbobdrF2m6PfKWyAKrGdx430egDZiQgxVrbie190cVJYKtUBzC0PB8ZlV3eUtqjhqoTvw-PpacT7H3Hjb9M8Dcn1jrKNjKQe0cC7W-wFw8EkrUo6OCF0ZMrLD4zk/s400/190729_202405%25281%2529.jpg" width="400" /></a></div>
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私にとって道衣は格式ある正装ではなくて作業着という印象が強いからかもしれません。<br />
必ずしも動きやすい服装ではなく、破れにくい汚れてもいい服という印象です。私にとって道衣が神聖なものかと言われれば全くNOです。<div>たとえ神聖なものであっても、本式と略式の切り替えができれればいいしできなければならないというのが私の考えです。本式しか教えないのは危険だとすら考えています。うちでは昇格孝試の時や入門式など節目のときに着ていればOKということにしています。</div><div>ただし道衣がないときは羅漢拳はしません。また清潔であることや危険ではない服装、運動に適した服装であることは求めています。<br />
<br />
<h3>
理由1 かさばるから</h3>
なぜ道衣でなくてもいいかと言うと、一番は荷物がかさばるからです。剣道ほどではないですが少林寺拳法セットもそれなりにかさばります(私は元剣道部です)。これをもって満員電車に乗らなければならない関東圏のことを考えるともっと軽くてよいウェアがあるのではないかと思います。こんなことで参座率が下がるならジャージでもいいと考えています。</div><div><div style="text-align: left;">また修練にいくつもりではなかったけど仕事が早く終わりそうなので…行けそうだからやっぱり行く、道衣か無いけど行く、みたいなのも想定しています。現代人は忙しいのです。</div>
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スポーツジムではウェアも靴もタオルも有料ですが貸してくれます。手ぶらで行って手ぶらで帰れます。これは大きなメリットです。通いやすいのです。環境が整っている。<br />
<br /><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjwuAaabVbGg0PStvvn2U285jY8afMGtuhatoicc49MKQlgWJs3oExqwO4MpomJAeLHMvdyv1TpxOVy3aXwZj21FKa-6SOEaqZIsWd4U-iJj6zmWcqCcZmgbdP4sVhbunV6FOJO8zrpo1-KYV8axy4AW0K-EDwaa2QTULpSeEe9QMxS_BJ56vujo4KnEk2P/s640/1132065_s.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em; text-align: center;"><img border="0" data-original-height="480" data-original-width="640" height="240" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjwuAaabVbGg0PStvvn2U285jY8afMGtuhatoicc49MKQlgWJs3oExqwO4MpomJAeLHMvdyv1TpxOVy3aXwZj21FKa-6SOEaqZIsWd4U-iJj6zmWcqCcZmgbdP4sVhbunV6FOJO8zrpo1-KYV8axy4AW0K-EDwaa2QTULpSeEe9QMxS_BJ56vujo4KnEk2P/s320/1132065_s.jpg" width="320" /></a><br />
<h3>
理由2 動きやすいから</h3>
つぎに動きにくいからです。某フルコン団体の指導テキストを見ると、ミット打ちのときは道衣を脱ぐとあるように実際激しい運動にはもっと適した服装が現代にはあることは明白です。武道以外の格闘技を見ても必須アイテムではないのです。ラッシュガードを履いてみて下さい。はるかに動きやすいです。<br />
なぜ大学生の拳士が太い道衣下を履くのかといば、伝統とかカッコイイからとかの理由もありましょうが一つは動きやすいからです。タイトな道衣は動きにくいのです。<div><br /></div><div>少年部がオーバーヒートしかけていれば脱いでもいいというときがありますが、速攻脱ぎます。みんな動きにくいからといいます。子供は正直です。<br />
<br />
<h3>
理由3 楽しいから</h3>
理由はまだあります。スポーツには様々な楽しみがありますがそのうちの一つに「ウェアを選ぶ楽しみ」というものがあります。そんな中道衣はあまりに選択肢が乏しい。これはきつい言い方をすれば、少林寺拳法の魅力が乏しいと言ってもよいです。<br />
山ガールを思い出してください。山ガールブームに浴した女性のすべてが登山が第一の目的だったでしょうか。山ガールのカッコがしたい、ウェアを買ったから山にも登ったという人も多かったのではないでしょうか。事実、山ガールファッションは素敵なものでした。<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEht8ZPapRyZ8FHyUaSvilJspZo99l6EZ5-mp1HLqOanH53NkKsplk8iNJQuMWj6ivcPystzMTAj_E8sh51BNCkCl6m-W92ZBixvgHb8rlCa22nn6o8BnBBWnz2bFM4CRB5W-dkOw31bmKAi/s1756/yamagirl.jpg" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="1756" data-original-width="1334" height="400" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEht8ZPapRyZ8FHyUaSvilJspZo99l6EZ5-mp1HLqOanH53NkKsplk8iNJQuMWj6ivcPystzMTAj_E8sh51BNCkCl6m-W92ZBixvgHb8rlCa22nn6o8BnBBWnz2bFM4CRB5W-dkOw31bmKAi/w304-h400/yamagirl.jpg" width="304" /></a></div><br /><div><br />
いや私達は武道であってもっと硬派なものだという人もいるかもしれません。でもよく思い出してください。胸に卍を付けていた旧制道衣のとき、黒帯にこだわった人は多いのではないでしょうか。</div><div>どこのメーカーの帯がいいから始まり、やれ艶がある朱子帯がいいとか、太い帯がいいとか、長さはこんなもんで、刺繍の文言・糸の色、いろいろみんな拘っていたように思います。世間から見たら同じ<u>ただの黒い帯</u>ですよ。見分けなんてつきません。でもみんな楽しんでいたように思います。<br />
<br />
剣道なんて防具使うもんだから、すごくグレードに幅ありますよ。100万円の胴とかありますからね。空手着も3000円三点セットから始まり高価なものもあります。組手用の道衣、型用の道衣も別です。アメリカのテコンドーなんてとてもデザインの幅があります。もしかして道衣のデザインで道場を選ぶ人も多いのではないかな。けっこうな市場です。</div><div><br /></div><div>
もう一度いいましょう、スポーツにはウェアを選ぶという楽しみがあるのです。</div><div><br /></div><h3 style="text-align: left;">理由4 技術的な経緯</h3><div>実は以前から道着を着ない練習はたまにしていました。</div><div>護身の術であるというなら普段着でどれだけ動けるのかは大切な経験です。ピチピチのデニムでどれくらい蹴れるのか、ヒールを履いてどれくらい運歩できるのか。靴で蹴られると普段の受けが可能なのか。手袋したままで柔法捕れるのか。などなど、ネタは尽きないところ。道衣以外での修練も大切だと実感しています。</div><div>下らない様で地味に面白い。黒い手袋で暗闇パンチすると本当に見えないなど、ロマン溢れてるのです。</div><div>こんなこともあり、道衣は必須という思考が薄らいでいたのは正直なところ。<br />
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjUMwrKdCipz2UyZLpsJQRKqqjXXcxMHkvw18wjDb1pxQJquhPm8jmvimCaLQ47GIcEqlHS2SmOQIDvvsqiuNezsQk1LMpHv6EBG1jjfmmt2Y7lELiT0i022y56e-87VBnIc3A00ewgd189/s531/DMrRmYVV4AAia7T.jpg" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em; text-align: center;"><img border="0" data-original-height="531" data-original-width="470" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjUMwrKdCipz2UyZLpsJQRKqqjXXcxMHkvw18wjDb1pxQJquhPm8jmvimCaLQ47GIcEqlHS2SmOQIDvvsqiuNezsQk1LMpHv6EBG1jjfmmt2Y7lELiT0i022y56e-87VBnIc3A00ewgd189/s16000/DMrRmYVV4AAia7T.jpg" /></a></div><div><br />
<h3>
理由5 もう一つの理由</h3>
かさばって重くて動きにくい、選択肢も少ない。それが道衣です。<br />
そして昨年もう一つの理由に対応できることに気が付きました。道衣は高価なのです。ある人が言ったんです。「お金がないので、入門直後から道衣じゃなくてもいいのは助かる。」いずれは買うつもりのようですが、入門の初期出費をずらしたい意図があるようでした。<br />
<br />
これを情けないという人もいるかも知れませんが私は<span style="color: #2b00fe;">( ゚д゚)ハッ!</span>としました。日本は貧しい国になりつつあるのです。若者の平均所得と貯蓄率は下がり続けています。そんななか少林寺拳法もお金のかかる側になりつつあるのかもしれません。</div><div class="separator" style="clear: both; text-align: center;"><br /></div><div><br />
PS4なら毎月500円で300時間は遊べる時代ですよ。私はモンハンワールド(7800円)で1300時間くらい遊べました。完全無料のApexも11ヶ月で1500時間やっています。金のかからない楽しみはけっこう増えています。選択肢は少林寺拳法以外にもあるのです。<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiDUXY-tXb3aYVxa5V_A_-JTat9Ol0GNCTaqEOatPQJggj_QYP0GlSnPHhhXVShuR0fH2Xip_zMQi-PozDJyo5NgjZjOACci4xlXfT0BtrTbhAIfzv8aLALgAaEOWVk0QQR-VTRjvIv828C/s1600/%25E3%2583%25A2%25E3%2583%25B3%25E3%2582%25B9%25E3%2582%25BF%25E3%2583%25BC%25E3%2583%258F%25E3%2583%25B3%25E3%2582%25BF%25E3%2583%25BC%25EF%25BC%259A%25E3%2583%25AF%25E3%2583%25BC%25E3%2583%25AB%25E3%2583%2589_20190727153439.png" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="900" data-original-width="1600" height="360" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiDUXY-tXb3aYVxa5V_A_-JTat9Ol0GNCTaqEOatPQJggj_QYP0GlSnPHhhXVShuR0fH2Xip_zMQi-PozDJyo5NgjZjOACci4xlXfT0BtrTbhAIfzv8aLALgAaEOWVk0QQR-VTRjvIv828C/s640/%25E3%2583%25A2%25E3%2583%25B3%25E3%2582%25B9%25E3%2582%25BF%25E3%2583%25BC%25E3%2583%258F%25E3%2583%25B3%25E3%2582%25BF%25E3%2583%25BC%25EF%25BC%259A%25E3%2583%25AF%25E3%2583%25BC%25E3%2583%25AB%25E3%2583%2589_20190727153439.png" width="640" /></a></div>
<br />
手軽なものが全て良いというつもりはありません。軽い気持ちで来てほしくないという意見もあるでしょう。それもいいでしょう。</div><div>ま、私は気軽に来てほしいほうですが。うちはチャラい道院なんです。カジュアル道院目指してますんで。荘厳な大聖堂に集うような形もいいけど、近所の無名の神社を訪れるように気軽に足を運んでほしい。私はそう願っています。<br />
<br /><h3 style="text-align: left;">その他1:中学校の武道必修化のあたり</h3><div>中学校で武道必修化をすることになり、日本武道館の9大武道のひとつである少林寺拳法もその対象です。少林寺拳法を行うにあたり大きな利点に、「用具がいらない」というものがあります。剣道のようにたくさんの用具を必要とせず、柔道着も畳もいらない。体育館と体操服のままで実施できる、これは導入する上で結構良いポイントでした。</div><div>体育館で行えるので学校側に格技場不要の設備投資なし、生徒側に新たな負担なし、はバカにはできないのです。お金の問題は大切です。</div><div>中学校の武道必修化では、道着がないことが利点となっています。<br /><br />
<h3>その他2:フランスの柔道のあたり</h3>
フランスでは柔道が人気です。競技人口は日本より多い。たくさんの民族の子供たちが柔道を学びに来ます。フランス柔道が教えている、「友情」「勇気」「誠意」「名誉」「謙虚」「尊敬」「自制」「礼儀」という 8 つのモラルコードが民族も宗教も異なる子供たちにとってかけがいのないものになっているからです。キリスト教の哲学にもイスラム教の哲学にも由来しない、だから誰もが学びやすい共通の規範としてうけているというのです。また社会的な期待も大きいといいます。<br />
しかし移民の子どもたちは貧しい者が多く、道衣も買えないことがあるといいます。柔道は流石に上着だけでも柔道着でなくてはできないのです。だから連盟は貸し出しました。親たちの負担を減らすためにです。そうやって子どもたちに社会規範、共通の認識を教える機会を増やすために。<br />
ここには柔道を使って教えたいこと、伝えたいことがあるように思います。柔道は「手段」なんですね。これは、人づくりによって国造りをしようとした、彼の人の考えに似ていませんか?<br />
<br />
<br /><br /><br /><br />
少林寺拳法はどうでしょうか。本当に、なにがなんでも、道衣がなければ金剛禅は学べないのでしょうか。道衣を着ないと信仰心が保てないのか!?開創期のように服装はバラバラ、でもみんな拳士という時代までいくことはないでしょうが。</div><div><br /></div><div>道衣はかっこいい。道着を着てみたい。帯を締めてみたい。黒帯を目指したい。そういう声もあります。道衣の良さももちろん、 たくさんあります。</div><div>しかし今後、修練のウェアに関してはもっと柔軟な思考が社会から突きつけられるように思います。<br />
<br />
<br /><h3 style="text-align: left;">追記</h3></div><div>最近かなり見かけるようになった。資格別帯はいいと思いますよ。わたしは好みじゃないから買ってませんが。ぜひ色帯にも出してほしい。特に白帯で10色くらい展開してほしい。ピンクはマストな。</div><div><div>子供たちが初めて帯の締め方を学ぶ時、一方にカラーのラインがあれば帯のねじれとか自覚しやすい。締め方を学ぶときの実用面も期待できる。何より選ぶ楽しさがある。</div><div><br /></div><h3 style="text-align: left;">参考</h3>
日本柔道とフランス柔道における安全制度に関する研究<br />
A study on safety system in Japanese judo and French judo<br />
<a href="https://www.waseda.jp/tokorozawa/kg/doc/50_ronbun/2017/5017A303_abs.pdf">https://www.waseda.jp/tokorozawa/kg/doc/50_ronbun/2017/5017A303_abs.pdf</a></div></div></div></div><div class="separator" style="clear: both; text-align: center;"><br /></div><div><a href="https://www.kobe-np.co.jp/rentoku/omoshiro/202306/0016524689.shtml">「血が付かないか心配…」生理中の柔道女子選手の悩み、新デザインの道着で解決!黒色ズボンでスタイリッシュに 神戸の女性が開発|話題|神戸新聞NEXT (kobe-np.co.jp)</a><br /><div><br /></div><a href="http://sk-dairokuten.blogspot.com/2022/06/blog-post.html">「道着脱いでいい?」「なんで?」</a> 少年部の道着着用について</div>Unknownnoreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-8480091400881089190.post-73674856402509393352021-02-14T23:43:00.001+09:002021-02-15T08:05:18.660+09:00古い技10年くらい前から自主練メンバーの某氏が最近総合かキックのジム行こうかなというので猛プッシュ。色々学んでほしい。彼は18歳の茶帯の頃から来ていた。すでに他流(よそ)の試合もよく出てたししっかり動ける。でもまだ20代だしガシガシしたいんだろう。やりまくったほうがいい。<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEi5cEUEqrU48gDuHsN7WHgWyPKVqwgU1Bu7tg8Ddlbts0lWL8Fo6LnH7Mgyi-KfRkAmub13itztCtHJi2VVb2CKnwMpl9F-KSNFaWQU503AZVZrN9HjfHCsNlG74zc-PxCZy9rAfdp0GgF7/s1200/%25E3%2582%25A2%25E3%2583%2583%25E3%2583%2597%25E7%2594%25A81.JPG" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="900" data-original-width="1200" height="300" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEi5cEUEqrU48gDuHsN7WHgWyPKVqwgU1Bu7tg8Ddlbts0lWL8Fo6LnH7Mgyi-KfRkAmub13itztCtHJi2VVb2CKnwMpl9F-KSNFaWQU503AZVZrN9HjfHCsNlG74zc-PxCZy9rAfdp0GgF7/w400-h300/%25E3%2582%25A2%25E3%2583%2583%25E3%2583%2597%25E7%2594%25A81.JPG" width="400" /></a></div><br /><div><br /></div><div><span style="color: red;"><b>少林寺拳法だけでは強くなれないの? なれません。</b></span>とまでいうと怒られそうだけど色々学ぶのは当たり前では? 空手もキックも総合も、みんな幅広く学んでます。兼学は可能であれば推奨します、特に若いうちはね。テニス・ゴルフみたいな格技以外でもいいよ!! 案外w 少林寺拳法はイケてるので、自信を持って送り出します。<br />大丈夫、他をやれば他の良さや凄さを学ぶ、ほんで少林寺拳法の良さもまたわかります。まじよ。</div><div>ただ改良すべき点も見えるよ!!</div><div><br /></div><div><h3 style="text-align: left;">古い技</h3><div>本題はこっからなのだけど、彼が言う。</div><span style="color: #2b00fe;">>柔術の先生がこれは古い技、古くなって使えない技て言ってたのが印象的でした笑<br />そうしたら拳法の技はどうなるんだと思いました。</span><div><br /></div><div>キックとか総合てのはけっこう技術の変遷があり、雑に言えば<span style="color: red;">流行り廃りがある</span>。最近ならカーフキックが話題。変遷はかなり<u>激しい</u>。試合をする流派にはどこにでもある、しない流派にはない。はっきり言って<span style="color: red;">ない。</span>何十年でも<u>停滞</u>する。</div><div><br /></div><div>後者の流派ではどういう事が起こるのかというと、過剰な過去への尊崇が起こる。別に過去の技術や人をディスるわけではないのだが、この尊崇のようなものを私は恐れる。</div><div>自分で確かめない。自分で歩いていない。自分で掴んでいない。これでは禅の良さを殺してしまう。</div><div><br /></div><div>こんな時このジョークがお気に入り。</div><div><br /></div><span style="color: #2b00fe;">とある経済学会での一コマ<br />イギリス人:「その定理は、経験によって裏付けられているだろうか?」<br />ドイツ人 :「その定理は、いかなる基本定理から演繹されたものであるか?」<br />フランス人:「その定理を、フランス語で言ってください」<br />日本人 :「あなたの先生は有名ですか?」</span><div><br /></div><div>最近ならコロナの報道で、ドコドコ大学の教授の発表とかいう報道見出しを見ると萎える。論文の中身ではなく大学名から来る。</div><div><br /></div><h3 style="text-align: left;">武術も進歩しているということ</h3><div>昔はよかった昔は強かったて文化でも経済でも武道でも聞くけど、少なくとも武術てけっこう進歩してます。</div><div>体操競技でかつてはオリンピックで必殺技の位置づけだったウルトラC難度も今は平凡なもの、であったりバレエでは年を追うごとに足が高く上がっていくなどもりもり進歩している模様。</div><div><br /></div><div class="separator" style="clear: both; text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiWwZvDHgDTywbWbz5uYSBl_MJmAEzI17JJAgJ4wP-YqCDeGErWn8MQV8Ih9CDj1aPELPHe_D-Iu2tRWy-kAnVZm3NBwUjPhbMv6t_lVjQA_GCTbX4BiM2WAj9r-6FuTVbvig-L3-kYYmlp/s480/%25E3%2583%2590%25E3%2583%25AC%25E3%2582%25A8.jpg" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="369" data-original-width="480" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiWwZvDHgDTywbWbz5uYSBl_MJmAEzI17JJAgJ4wP-YqCDeGErWn8MQV8Ih9CDj1aPELPHe_D-Iu2tRWy-kAnVZm3NBwUjPhbMv6t_lVjQA_GCTbX4BiM2WAj9r-6FuTVbvig-L3-kYYmlp/s16000/%25E3%2583%2590%25E3%2583%25AC%25E3%2582%25A8.jpg" /></a></div><br /><div>武術だけは昔のほうが優れてるんだうか。ルールによる最適化は有るだろうけどそれでも、今の選手、強くなってると思いますよ。</div><div><br /></div><div>そんな中、使える技、使えない技てのは必ず出てくる。</div><div>護身の術なので、対象はアスリートクラスではなくアマチュアなのでその変遷は鈍いかもしれない。でも無いとまで考えるのはおかしい。</div><div>少林寺拳法の科目には対組技を想定した項目がたくさんあるけど、肩打投とか投げ技の雄柔道はもう昔の肩車しないからね。ルールで禁止されてるので。別の入り方する。</div><div><br /></div><div>総合のジムで学んだことを、ぜひ少林寺拳法に落としてほしいな。彼はちゃんと少林寺拳法に帰ってくる。教えてもらわないと!!</div><div><br /></div><div><br /></div><h3 style="text-align: left;">もって教化の実を挙げん</h3><div>武専(2014)の修了論文<a href="https://dairokuten.yokohama/pdf/busen_paper2014.pdf">https://dairokuten.yokohama/pdf/busen_paper2014.pdf</a>には、曹洞宗の御和讃を引用しておいた。</div><br /><span style="color: #2b00fe;"> 星はめぐりて時うつり くらしのすべは変われども かわらぬ教え 今もなお 人に示してあらたなり</span><br /><br />美しい響きなのでこっちにした。<br />でもホントは下のを載せたかったのよねん。論文には使いづらいけど勢いがある。詳しい出典は忘れたけど激動の明治あたりのどこかのお師家さんのお言葉。<br /><br /><span style="color: #2b00fe;">人伝の導師たる禅の師家がいたずらに古い習慣に拘っていてどうする。<br />世とともによろしく推移して、もって教化の実を挙げん。</span></div><div><span style="color: #2b00fe;"><br /></span></div><div><span style="color: #2b00fe;"><br /></span></div><div><span style="color: #2b00fe;"><br /></span></div><br />Unknownnoreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-8480091400881089190.post-1701122209305535192020-12-11T00:09:00.004+09:002020-12-11T00:09:53.657+09:00法形演練の設計(予)<p> 例えば若い学生さんと練習していて、「ローキックの守り方教えて下さい」みたいになったとして、じゃこんなかんじでホニャラホニャラして練習しましょうとなる。蹴られたらこう受けて返してね、となる。てな感じで進めるといい感じの実のある攻防練習になる。</p><p><iframe allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen="" frameborder="0" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/-u0pxmrBb0M?start=87" width="560"></iframe></p><p><br /></p><p><span style="font-size: large;"><b>なぜ法形演練がこの集中力でやれないのか?</b></span></p><p>そのノリその集中力で法形やったらすぐ強くなりそうやのに・・・</p><p>決まった攻撃に、決まった反撃する。という構造は一緒なのに、内受突しますよーてなるとこうはならない。なぜだ。法形演練の呪いなのか。開祖は「型ちゃうで、形やでぇ(意訳)」ていったのに、あれは何だつたのか。</p><p>法話の中で、「少林寺拳法は護身術なので習ったすぐ使える」とか「3ヶ月くらいすればー」みたいなのがあったと思うのだけど、現代の少林寺拳法からはそれは微塵も感じられない。</p><p><br /></p><h3 style="text-align: left;">昔はもっと(いい意味で)雑にやってたんでは?</h3><p>そんで内受突いうても、左右とか順逆とか細かいこと言わずどんどん混ぜてやってたんでは?自然と混ざるし、他使用得意不得意あってもいいので、とりあえず返せるようにする、とかね。</p><p><br /></p><p>上のキックの動画、これ普段の少林寺拳法で再現したとすると。</p><p><b>対構になってー、入って蹴ってー、正確にここ蹴ってー、いや正確に、ここ以外蹴らないでー、こう受けて、いやここでこう受けてー、蹴ったら自由地脚下がりしてー退ってー、残心してー、あれよこれよこれもあれも</b></p><p>みたいになる。内受けやら運歩はうまくなってるかもだけど何故か強さは変わってないという妙。</p><p>そういうのも大事なんだけど。私は少林寺拳法の法形てあんまりそのように設計されていなてのではないかなと、考えてます。</p><p>詳しくは道院で聞いてね。</p><div class="separator" style="clear: both; text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEj_2nLV-JBVJ472Hu-2faAplyJJM2ZheIS38s55D1lWsqoccqh8kZnzkGpIaTb3teVC8GKY_ImVugk0jpJVUvwaXj3ar76o6zN2pnTlNqbLS1PO57ijx-c8cXBN5WK3As2mbm5uPTDYuRIo/s2000/200919_202820_1.JPG" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="1500" data-original-width="2000" height="300" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEj_2nLV-JBVJ472Hu-2faAplyJJM2ZheIS38s55D1lWsqoccqh8kZnzkGpIaTb3teVC8GKY_ImVugk0jpJVUvwaXj3ar76o6zN2pnTlNqbLS1PO57ijx-c8cXBN5WK3As2mbm5uPTDYuRIo/w400-h300/200919_202820_1.JPG" width="400" /></a></div><br /><p><br /></p><p><br /></p>Unknownnoreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-8480091400881089190.post-86752222571246348982020-06-20T15:58:00.003+09:002020-06-20T15:58:36.121+09:00剣道から間合いの話改めて武道学会の剣道についての発表資料を見ていると、今日も夢とロマンが広がります。<br />
<div>
<div>
<div>
<br /></div>
<div>
元は決まり手の技術変遷を追った内容ですが、その中に「抜き技」と「返し技」の解説が簡単にあります。</div>
</div>
</div>
<div>
<br /></div>
<h4>
抜き技</h4>
<div>
<div>
相手が出るタイミングで打ち込む。少林寺拳法的には<u>ほぼ</u>対の先</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<iframe allowfullscreen="" class="YOUTUBE-iframe-video" data-thumbnail-src="https://i.ytimg.com/vi/CG17VfEWCWk/0.jpg" frameborder="0" height="266" src="https://www.youtube.com/embed/CG17VfEWCWk?feature=player_embedded" width="320"></iframe></div>
<div>
<br /></div>
<h4>
返し技</h4>
</div>
<div>
<div>
相手の攻撃を竹刀で受けてから攻撃。少林寺拳法的には後の先</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<iframe allowfullscreen="" class="YOUTUBE-iframe-video" data-thumbnail-src="https://i.ytimg.com/vi/MWvBQbKO5ZA/0.jpg" frameborder="0" height="266" src="https://www.youtube.com/embed/MWvBQbKO5ZA?feature=player_embedded" width="320"></iframe></div>
<div>
<br /></div>
<div>
<br /></div>
</div>
<div>
ということです。</div>
<div>
面白いのは間合いの記述があり、<span style="color: red;">返し技のほうが近間</span>だとしてあります。これは感覚的にはすごくわかりますし、改めて考えるととても面白い。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
<br /></div>
<h3>
少林寺拳法と間合い</h3>
<div>
後の先で捕ろうと思えば、遠すぎるとしんどい。物理的に触れてるわけではないけど感覚的に相手に接しておかないしんどい。こっそり相手の行動を制限して相手の攻撃パターンを減らしておかないとなかなか対応できない。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
対して、対の先は遠い間合いのほうが確かに気持ちやりやすい。遠いから相手がガッツリ入ってくる勢いあるところに合わせていく感じ。しっかり受けないでさっさっと反撃反撃。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
まあこんなこと書くと達人みたいになってちょー偉そうだけど、私もそんな精度高くやれるわけではないです。何となくそういう傾向があるよね~くらい。もちろん例外はいくらでもあります。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
<br /></div>
<h3>
返し技が増加している</h3>
<div>
剣道の話に戻ると、<span style="color: red;">現代に近づくほど抜き技が減り返し技が顕著に増加</span>している、としています。つまり一度受けてから返すパターンが増えているということです。剣道という<u>一定のルールの中</u>での話ですが、そのほうが有利だということが示唆されます。これは少林寺拳法にとってはありがたい知見です。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
守主攻従は本当に技術的に有利なのか?これはいつも悩ましい問題です。</div>
<div>
武術に限らず軍事などどこ見ても、自然界を見ても先手こそが有利なのではないか?まま、もちろんは少林寺拳法もあくまで後<span style="color: red;">先</span>必勝<span style="font-size: xx-small;">(後手必勝ではありません)</span>ですから、手を出してなくても先に捕ってるわけですけど。そう、上で言う「感覚的に触れている」て状態ですね。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
戦争論のクラウゼビッツは、防御のほうが有利と言ってるようですがそれは現状を維持するならということですし、、、まぁこれについては長くなるので今日はここまで。</div>
<div>
とりあえず剣道から、<span style="color: red;"><b>長く試合を続けていたら返し技が増えてるよん!!</b></span>というのはなんとも嬉しい話じゃありませんか。</div>
<div>
<br />
<h3>
間合いの余談</h3>
</div>
<div>
少林寺拳法は基本は世間的な武術からして間合いは近い方だと私は思っていますので、後の先が好きな少林寺拳法はやっぱり近間なんだなぁとも思っちゃいます。</div>
<div>
いや、少林寺拳法は遠いだろて意見もあるかと思いますが、伝統空手とか3mの間合い普通にシームレスに詰められますからね。体育館の端から端まで攻撃と足を止めずに出し続けられますからね。少林寺拳法はせいぜい1歩か2歩。守主攻従だからそういうもんです。</div>
<div>
柔法とか五花拳にしても、適度に近くて(感覚的に)触れてるほうが良いですし、まぁ当然かなと。</div>
<div>
<br /></div>
Unknownnoreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-8480091400881089190.post-44170009583918275072020-06-02T22:35:00.000+09:002020-07-19T13:36:00.645+09:00当分、単演でもこんなご時世ですし、当分単演をやることになるかなと思います。<br />
少林寺拳法は組手主体を標榜してきたので、誰とも合わず孤独にたんたんと鍛錬するのは苦手なんだなと今回改めて感じますね。また自粛が来ないも限らないので、一人でも鍛錬できるように稽古していくことは大切ですね。<br />
<br />
単演といえば天地拳とか義和拳とかあの辺りですが、嘘かホントか知らないのですが西の某所ではそれぞれの法形をやる前に単独でやってたとか聞いたことがありーの。たまたま開祖が思いつきでやったのか継続的にやってたのか謎です。<br />
<br />
<h4>
単演はたくさんある</h4>
例えば試験にも出る龍王拳第一系ですが、もちろん二系・三系もあるわけです。龍王拳は(今教範見るとw)27まであります。もちろん剛柔合わせればわんさかあります。あるにはあるんです、試験に出ないだけです。<br />
<br />
試験にないからやらなくていいとか、公式なものがないからよくわからないからとかは拳法を狭くしてしまうので私は嫌いです。我々は科目を追いかけているわけではありません。求道しているのです。なければ創作すればいいんです。<br />
同じ様に天地拳3-6の相対もいろんな先生が創意工夫でやってます。大事なことはそれらを覚え記録することではなく、自分でも考えて構築できるようになることだと思います。たとえそれが他人から見て変なものでもいい。自分で考えることに意味があります。横浜大六天道院ではどんなにレベルが高くても自ら出たもの以外は評価されません。下手くそでもレベルが低くてもよいです。<span style="color: red;"><b>自分で絞り出したことを尊びます。</b></span>拳禅一如とはそういうものだと思います。<br />
<br />
いいじゃん、どうせ試験でやるわけでもないんですし。公式だと言って回るわけでもなし。好き勝手やってくれよ!!!<br />
<br />
<br />
<h4>
流水蹴の単演 例</h4>
たとえば月曜日に例示してってもらった単演は、仁王拳第一ですね。まぁ流水蹴のことです。3つやってみました。その場で適当に考えてたものです。<br />
<br />
<b>左前から、</b><br />
<br />
<ol>
<li>流水受</li>
<li>蹴り上げ</li>
<li>順足鈎足して右で回し蹴り</li>
<li>蜘蛛足か十字足で下がる。</li>
<li>右前から以下繰り返しておわり</li>
</ol>
<div>
<br /></div>
<div>
<br /></div>
<div>
<b>左前から、</b></div>
<div>
</div>
<br />
<ol>
<li>流水受</li>
<li>蹴り上げ</li>
<li>左足で足刀(段蹴腹でも顔でも膝でもどこでもいいよ)</li>
<li>なんちゃら退り</li>
</ol>
<div>
あとなんだっけ。</div>
<div>
左前から、</div>
<div>
<ol>
<li>流水受</li>
<li>金的蹴</li>
<li>右で上段蹴り上げ</li>
<li>順退り</li>
</ol>
</div>
みたいな感じですね。<br />
<br />
<br />
<b>あと外受突でも</b><br />
<ol>
<li>右手 外受</li>
<li>左手 中段突</li>
<li>右手で受けから段突</li>
<li>後ろ体重にしつつ、左手て打上受</li>
<li>左足で蹴(蹴種の指定はあえてしない)</li>
</ol>
<div>
これなんていかにも拳法ぽかった気がしまするぅぅ。</div>
<div>
<br /></div>
<br />
大事なことは、<b><span style="color: red;">覚えない・サッサッと忘れる。</span></b>言われたらそれなりにすぐできることを目指し、すぐ思いつくようになることを目指しています。乱捕りしてれば適当に思いつくでようになります。<br />
それなりでいいんです。ものすごく良くできた単演である必要はなく、むしろ多少不自然でもいい。対応力つくんで(本当)、乱捕りにも役に立つかも?(知らない)<br />
ひとつの動機づけとして、<span style="color: red;"><b>ドリル</b></span>としてサクサクやれば良い思います。<br />
<br />
構成同じでも人によってタイミングは異なります。それも見ていて楽しいし、<span style="color: red;"><b>少林寺拳法を学ぶ人間はクリエイティブじゃなきゃね。</b></span><br />
<br />
<br />
地区センターの体育室が取れたときは、また錫杖伝でもやろうかなと。錫杖伝はリーチが長い。嫌でも縦横3倍で9倍の面積、ついでにちょっと大きく取って10倍くらい徒手より空間を食う。これってち<span style="color: red;"><b>ちょうどコロナ対応距離</b></span>でないかな!!!<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjor68lxLLQYJtuQM6Mg8XROFoL3U1_Kh5JSD5l4bTc1EWzVaFCk3LfP9It1YlgG_Phzd5qFJyLNouhBvmiqtRTI2-TXLnxDWnZJAnz8Ez9l57ZRu5IhWQ5G-nQz6UTVJbGIdwMaC5r15WO/s1600/170831_164518.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="1200" data-original-width="1600" height="300" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjor68lxLLQYJtuQM6Mg8XROFoL3U1_Kh5JSD5l4bTc1EWzVaFCk3LfP9It1YlgG_Phzd5qFJyLNouhBvmiqtRTI2-TXLnxDWnZJAnz8Ez9l57ZRu5IhWQ5G-nQz6UTVJbGIdwMaC5r15WO/s400/170831_164518.jpg" width="400" /></a></div>
<br />
<br />Unknownnoreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-8480091400881089190.post-11549761159235346432020-02-07T11:26:00.000+09:002020-03-26T17:21:03.392+09:00「風格のある演武」三崎敏夫 先日、「三崎先生のあの名文ちょうだい!!」と言われ。<br />
<div>
また先日、道院修練中に演武の話関連で書こしでたこともあり、名文として名高い故三崎先生の文章をアップしておきます。某サイト用に15年くらい前にテキスト化したものです。昔テキスト化したものなので正誤あるかも。</div>
<div>
<div class="MsoNormal" style="mso-char-indent-count: 0.5000; text-indent: 6.0000pt;">
<span style="font-family: メイリオ; font-size: 12pt;">昭和41</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12pt;">年の文章です。「少林寺」「拳法」と称されているものは「少林寺拳法」のことです。</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12pt; text-indent: 6pt;"> </span></div>
<div class="MsoNormal">
<br /></div>
<div class="MsoNormal">
<span style="height: 341.0000px; left: 0px; margin-left: -478.2667px; margin-top: 19.9333px; position: absolute; width: 487.0000px; z-index: -1;"></span><span style="height: 341.0000px; left: 0px; margin-left: -475.2667px; margin-top: 367.6000px; position: absolute; width: 482.0000px; z-index: -1;"></span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';"><br clear="all" style="page-break-before: always;" /></span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';"><o:p></o:p></span></div>
<h2>
<span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">「風格のある演武」三崎敏夫</span></h2>
<h3>
<b><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12pt;"><span style="font-family: メイリオ;">新聞</span> <span style="font-family: メイリオ;">『少林寺拳法』昭和</span>41年1月10日 (20の</span></b><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">1)</span></h3>
<div class="MsoNormal">
<span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';"> </span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12pt;">(一)</span></div>
<div class="MsoNormal">
<span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';"> <span style="font-family: メイリオ;">人の心程移り気なものはない</span></span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">、</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">あれを考え</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">、</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">これを考え</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">、</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">常に散り易いものである。又今日程これが激しい時代はないであろう。</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';"><o:p></o:p></span></div>
<div class="MsoNormal">
<span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';"> <span style="font-family: メイリオ;">これを修行することによって纏めるのが精神統一である。然らばどうしてこのうつり気な心を纏めるか。修行の方法には滝にうたれて思念するものや或は苦行するもの</span></span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">、</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">その他楽行するものいろいろあるであろうが</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">、</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">少林寺拳法程最高に適切なものは他にないであろう。それは心と肉体とが同時に修行できるからである。日本に於ける少林寺の名声は</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">、</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">此の広く且つ深い精神内容と高度な技術</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">、</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">これが今日の少林寺拳法を作り上げたのである。三祖僧粲大師も「動中の功は静中の功に百千倍する」と説かれている様に</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">、</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">少林寺では此の精神統一を拳法という技によって錬磨する。幾千回幾万回錬りに錬り心の散らない一事集中の修行をするのである。これ程烈しい</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">、</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">これ程確かな人格修行はないと申してよかろう。</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';"><o:p></o:p></span></div>
<div class="MsoNormal">
<span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';"> <span style="font-family: メイリオ;">我々は社会人である</span></span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">、</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">又すぐにも巣立って行かなければならない人達である。修行したことが</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">、</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">即社会に</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">、</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">亦日常の生活に役立つものでなければ</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">、</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">やっていることが大きな無駄である。社会が求めている人間になることが最も必要なことである。強くなることも大切なことの一つではあるが</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">、</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">少林寺拳法に於ては</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">、</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">これは氷山の一角に過ぎない。社会人としての要素はこれだけであってはならない。</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';"><o:p></o:p></span></div>
<div class="MsoNormal">
<span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';"> <span style="font-family: メイリオ;">正しい自己を確立することである。</span></span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';"><o:p></o:p></span></div>
<div class="MsoNormal">
<span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';"> <span style="font-family: メイリオ;">このことが理解された人の行う拳法は</span></span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">、</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">実に気品のあふれた拳法になる</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">、</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">真に正しい立派な風格のある拳法を演錬したいものである。</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';"><o:p></o:p></span></div>
<div class="MsoNormal">
<br /></div>
<div class="MsoNormal">
<span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">(二)</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';"><o:p></o:p></span></div>
<div class="MsoNormal">
<span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';"> <span style="font-family: メイリオ;">拳法は「礼に始まって礼に終る」と云われるが礼儀を離れて気品はない</span></span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">、</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">如何に乱捕だけに終始しても気品は生れないものである。然らば気品とはどんなものであるかと云われると容易に謂いあらわし難い</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">、</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';"><span style="font-family: メイリオ;">気を花に譬</span>(たと)うれば気品はその薫りのようなものではあるまいか</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">、</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">気品は正しい心澄んだ気から自然に発する得もいわれぬ気高さにある</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">、</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">三味の境地</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">、</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">無念無想の境地に這りこんだ時ほど気品あるものはない。</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';"><o:p></o:p></span></div>
<div class="MsoNormal">
<span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';"> <span style="font-family: メイリオ;">徒に勝敗に拘泥する時は品が悪くなる。私心邪念にとらわれて</span></span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">、</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">稽古に無理があるから</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">、</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">自然に気品が添わないのである。そして相手を騙すことばかり覚えるものである。心も形も共に正しく互に相たすけるのでなければ</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">、</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">真に正しい立派な拳</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">、</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">気品のある風格をそなえた演武は出来ないものである。「心正しければ</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">、</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">拳亦正し」というのも此の意味に外ならないのである。</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';"><o:p></o:p></span></div>
<div class="MsoNormal">
<span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';"> <span style="font-family: メイリオ;">この気品のある拳法を修得する近道は先ず基本「かた」を充分にこなす様練習することである。即ち少林寺拳法の形は各種の技法を通じて</span></span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">、</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">霊肉一如</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">、</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">自他共栄</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">、</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">心形一致の妙境に達せしめんがための「みち」である。真剣なる組演武を見ていると本当に自分の心がすいこまれて行く様な気持になるものである。又真の形を修行して見ると乱げいこと異った特殊な境地が見つかり又拳法としての直接の目的以外に一種の芸術的感激さえ覚えてくるものである。想うに格斗技が出来上る以前にあっては</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">、</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">心体手足の使用法は</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">、</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">すこぶる幼稚であって</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">、</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">いたずらに体力に任せて手を振り足を上げていたというに過ぎなかったであろう。これが必然的な要求の結果として心体手足を如何に使用すれば最も効果があるかということが考えられて遂にはその運用法を生ずるに至ったものである。現在使用されている形が成立される迄には祖師以来幾多の古人先輩が又名人といわれる人々が命を捨て</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">、</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">骨身をけずり血をながして得た血と涙の結晶である。「前者の過ちは後者への試」労少なく功大ならしめる為に</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">、</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">自然の理法に従った無駄の無い立派な形が出来上ったのである。勿論日本に於ける少林寺拳法は宗師家の労苦によって今日の様な高度なレベルになったことはいう迄もない。故に基本形を充分演錬せずして初心のうちより乱げいこのみに終始することは過ちの第一歩である。例えば土台や基礎の悪い所に家を建てるのと同様で砂地の上に</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">、</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">どんな立派な材木を使い</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">、</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">名工の手にかけて建ててもすぐ崩れてしまうが</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">、</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">土台がしっかりしていれば少々古材を使って建ても曲らず崩れず立派に家は建つものである。形演練の時に注意しなければならないことは</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">、</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">攻撃するものが正確でなければ</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">、</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">その形も不正確な</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">、</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">くずれた無意味なものとなってくる。攻者と防者は自他共に一体とならなければ立派な形は生れない。一方が如何に上手であっても攻者と防者が別々の感じで動作をしては</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">、</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">何にもならない。互に助け合い補足しあって形を演錬しなければ両者共に上達はしないものである。此の両者は一体となり打てば響き</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">、</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">叫べば応ずる木霊の如く両者の心と心との間には</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">、</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">目に見えない綱がたゆまずピーンと張られ</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">、</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">一方の意志は</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">、</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">以心伝心他方に通ずる様にならなければならない。攻者は</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">、</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">突蹴を以て攻撃する場合に心の内で防禦側の構えを窺い何処かに隙はないかと心を配り防禦側の構えをよく見て</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">、</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">遂に約束通り力を以て攻撃をする。防者は何処から攻撃の突蹴が来ても充分に防ぎ又反撃に応じられる様に準備して後攻撃して来た突蹴を防ぎ反撃する。形は約束に従って一定の形式と順序を踏むものであることは云う迄もない。が然しその他に隙あらば猛然と攻撃すべし</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">、</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">そのうち自然と真の演武に近ずくことが出るものである。樗山子の「天狗芸術論」に「芸術は修錬を要す</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">、</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">事和せず</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">、</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">気和せざれば形従わず</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">、</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">心と形と二つになって自在をなすこと能わず」といっている内に働くものが生気とぼしく形式的技術が巧妙と云うだけでは</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">、</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">形を活用することは出来得ないのである。常に内に働くものが自由自在</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">、</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">生気発らつとして活きた形でなくては乱捕にも</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">、</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';"><span style="font-family: メイリオ;">いかすことは出来ないものである。</span>(次号に続く)</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';"><o:p></o:p></span></div>
<div class="MsoNormal">
<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEj1SjoQExm1mpcV0XinIPNR5YltVeHtmndp1WRNmlDcC8PDO5Y1Qazyq9PNoq3rf5sfgtCBq3JoeN4Nd5DyhAwtu4Xl-Jelp9y3XPs52_lU0pzN7OmlfpFh56KNPyDhQ8c-8GkddDCJSxyt/s1600/p01.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="375" data-original-width="511" height="234" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEj1SjoQExm1mpcV0XinIPNR5YltVeHtmndp1WRNmlDcC8PDO5Y1Qazyq9PNoq3rf5sfgtCBq3JoeN4Nd5DyhAwtu4Xl-Jelp9y3XPs52_lU0pzN7OmlfpFh56KNPyDhQ8c-8GkddDCJSxyt/s320/p01.jpg" width="320" /></a></div>
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<br /></div>
<br />
<h3>
<b><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12pt;"><span style="font-family: メイリオ;">新聞</span> <span style="font-family: メイリオ;">『少林寺拳法』昭和</span>41年4月1日 (20の2)</span></b></h3>
<div class="MsoNormal">
<span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">(</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">三</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">)</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';"><o:p></o:p></span></div>
<div class="MsoNormal">
<span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';"> <span style="font-family: メイリオ;">私は生来不器用ものである。特に文筆をとるなぞはおこがましい沙汰の限りである。自分が自分を一番よく知っているつもりである。編集者はそれを考えてくれずに何か書け</span></span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">、</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">かけと喧ましく云う。あまり逢う度に云われるので</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">、</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">前号に風格のある演武と題して一筆書いたところが編集局は稿の終りに「次号に続く」と書きたしてあった。私はあわててかけあいに行ったが一向に聞き入れて呉れない</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">、</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">仕方なく又筆をとらざるを得なくなった。今日此の頃ではこうしているうちに次第に多少ともなれて</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">、</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">書けて来る様になるのかもしれないと思うようになった。最初私が拳法を始めた時にもそうであった。先輩の先生方がやっておられる様な見事な演武が私にも出来るのか思った。然し又出来れば素晴しいものだとも感じたものである。恐らくどの拳士諸君もそうであると思うが</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">、</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">拳士の大多数は皆この演武のもつ</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">、</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">あやなる雰囲気と素晴しい技術に魅了されて入ったものが多いと思う。あの飛燕の様な早さ</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">、</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">流れる様な美しさ剛快なうごき</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">、</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">正に一服の名画を見る感じがするのである。</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';"><o:p></o:p></span></div>
<div class="MsoNormal">
<span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';"> <span style="font-family: メイリオ;">がさて新しく入って練習を始めて見ると分るが</span></span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">、</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">自分の手や足</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">、</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">自分の五体</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">、</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">我が五体であるから自由自在に動かすことが出来る筈であると思うのに</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">、</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">なかなか思うようにはならないものである。円滑融通無礙玄如神速思いのままに演武することなどはどうして容易に出来るものではない。</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';"><o:p></o:p></span></div>
<div class="MsoNormal">
<span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';"> <span style="font-family: メイリオ;">練習をしていると次第に自分の身体が我がものであって</span></span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">、</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">実は我がものでないのだと気がつく</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">、</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">そして我がものとするまでには</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">、</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">かなりの時間がかかるものである。我が手足</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">、</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">我が四肢五体でありながら修練工夫を積まなければ我が思いのままに動かぬと同様に</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">、</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">我が心も亦容易に我が思いのままにはならないものである。人の一生は</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">、</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">その人の心のあり方によって決まるといわれている。少林寺の教えの中には管長先生の示された大道がある。この道の中には</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">、</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">宗教あり</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">、</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">哲学あり</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">、</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">倫理あり</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">、</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">道徳あり宇宙及世界の動きがある。その中に又政治もあれば経済のうごきもある長上に対する道</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">、</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">同輩に対する道</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">、</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">後輩に対する道</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">、</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">そして正しい力を得る拳法がある。こんな立派な修養道は他にその例を見ないものである。古代の仏像や壁画を見るとき</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">、</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">道を悟る一手段としての</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">、</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';"><span style="font-family: メイリオ;">体の運用を表わした仏像や壁画を見ることが出来る。中には武器を持ったもの迄ある</span>.昔中国に古きを尋ねて</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">、</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">新しきを知るという言葉があるようだが</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">、</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">この少林寺拳法は</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">、</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">まさにその言葉の通りである。少林寺に於てはこの道を通じて正しい人間形成を又社会で役に立つ人々を送り出しているのである。本人にとってはプライドであり</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">、</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">社会生活をする上に最も必要なことでもある。「力の伴わざる正義は無力なり</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">、</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';"><span style="font-family: メイリオ;">正義の伴わざる力は暴力なり」昨年だったと思うが</span>NHKの「世界の旅」に出た或印度の一家庭の中に主人が三年間お寺に入って修行するというのがあった。その間の留守を</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">、</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">けなげに一人の娘が働いて</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">、</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">家族全体を守るという場面があったが</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">、</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">南方の仏教国に行くとこういうふうにして国民の大部分が修行するという</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">、</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';">日本の国もそうありたいものと思う。話か大分それたようであるがこのことは又稿を改めて述べて見たいと思う。</span><span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';"><o:p></o:p></span></div>
<div class="MsoNormal">
<span style="font-family: メイリオ; font-size: 12.0000pt; mso-font-kerning: 1.0000pt; mso-spacerun: 'yes';"><br /></span></div>
<div class="MsoNormal">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjuJUvPFVKfbnLxfKYn3-2UeRZF2ovWQWTC8aeYMbon5EXvQHD87LeoR5HKE1pwKP4mIwk3Rb-YmdR4euRhC92ErC-nOCzCqKWU6zDi62tJmIjynkp0RjBaNzXuZiPKpVJRzNYVChjik6sm/s1600/p02.jpg" imageanchor="1" style="font-family: メイリオ; font-size: 16px; margin-left: 1em; margin-right: 1em; text-align: center;"><img border="0" data-original-height="641" data-original-width="419" height="320" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjuJUvPFVKfbnLxfKYn3-2UeRZF2ovWQWTC8aeYMbon5EXvQHD87LeoR5HKE1pwKP4mIwk3Rb-YmdR4euRhC92ErC-nOCzCqKWU6zDi62tJmIjynkp0RjBaNzXuZiPKpVJRzNYVChjik6sm/s320/p02.jpg" width="209" /></a></div>
<div class="MsoNormal">
<br /></div>
<div class="MsoNormal">
以上です。写真は該当記事に掲載されていたものです。</div>
<div class="MsoNormal">
三崎先生とは多少のご縁があり初段時に一度だけ仁尾道院専有道場でお会いしたことがあります。先生と私の名前入り色紙をいただきまして、今でも大事なお宝です。色紙は専有道場に額に入れて置いてありますので御覧くださいませ。<br />
<br />
<br />
<br />
50年史(第一部P.265)には明確に書いてあるのですけど、「風格のある演武」てのは少林寺拳法の風格のことではなく「自分の味がだせる風格ある演武を目指して」であります。<br />
<span style="color: blue;">>やがて私は、基本を重視しながらも、派手だけではない何か、「風格ある演武」というものを追求するようになりました。その人の考え方や教養、人柄など、いろいろなものがにじみ出る「味」。それが演武に表現されていないとだめだ、と考えるようになったんです。</span></div>
<div class="MsoNormal">
そうだよね、そうでなくちゃいかんよね。 だから私は下手な少林寺拳法が見たいんだ。</div>
</div>
Unknownnoreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-8480091400881089190.post-6048084638685609592019-11-29T19:11:00.000+09:002019-11-29T19:11:05.588+09:00コンビネーションの緩急の話今月はミット打ちが重点課題なのですが、先日もよくあるスタンダードなコンビネーションを叩きます。<div>
<ul>
<li>ワン・ツー・ミドル</li>
<li>ミドル・ワン・ツー</li>
<li>最後にくっつけて、ミドル・ワン・ツー・ミドル</li>
</ul>
</div>
<div>
単純に連攻でミット叩くと運動量多いし<span style="color: red;">リズムがわかってくると楽しい</span>。単発でしっかり叩けても連続した動きの中ではまたちょっと違うし、変に力むとリズムが悪い。そういう緩急がある。</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgQeDaF0xoZ3IyeA-odyJao8-eVqdvCzQWWHwOhZl4xfN70wPy2T8UQgsaBr195Tu1VPyxfCX-jdwaVsA7Rx5vWnfmHPg9PTT_kBqAEWZfmZC25RydkE4p5rC9NlXEcU7pKL5LsXCAsDWld/s1600/190227_201057.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="810" data-original-width="1080" height="480" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgQeDaF0xoZ3IyeA-odyJao8-eVqdvCzQWWHwOhZl4xfN70wPy2T8UQgsaBr195Tu1VPyxfCX-jdwaVsA7Rx5vWnfmHPg9PTT_kBqAEWZfmZC25RydkE4p5rC9NlXEcU7pKL5LsXCAsDWld/s640/190227_201057.jpg" width="640" /></a></div>
<div>
<br /></div>
<div>
さてパンチPとキックKとして最後に<b>KPPK </b>という四回打ったわけだけど、</div>
<div>
<br /></div>
<div>
<b>K<span style="color: red;">-</span>PPK</b>という区切りもあるし、</div>
<div>
<b>KPP<span style="color: red;">-</span>K</b>と区切ってもいいだろう。</div>
<div>
もちろん一息で<b>KPPK</b>と打ってもいい。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
同じコンビネーションでも人によって結構差が出る。それが素敵。</div>
<div>
そういうものがあるから、ぜひ皆さんには意識的に打ち分けてみてほしい、と話した。</div>
<div>
<br /></div>
<h3>
<span style="font-family: Helvetica Neue, Arial, Helvetica, sans-serif;">どこで区切るのか</span></h3>
<div>
どこで区切るのか? 区切るというか<span style="color: red;">どこで緩急つけるのか</span>て感じかな。同じコンビネーションでも緩急の付け方で雰囲気は変わる。</div>
<div>
多少誤解招きそうですけど、大きく一息あけて最後のミドルてのも突然間を開けられるとかえって対処しづらくすることもできる。</div>
<div>
戦いの基本は「兵は詭道なり」よろしく相手の裏をかくこと、相手の予想の範疇を超えることで、少林寺拳法でいえば虚ということになるだろう、</div>
<div>
<br /></div>
<div>
<b><span style="color: red;">「ハイハイ、またさっきのコンビネーションね」</span></b></div>
<div>
<br /></div>
<div>
と寄り付かせたら、緩急を変える、というのはシンプルだけどとっても大事。</div>
<div>
裏をかくと言うとども言葉は悪いのだけど、こういうやり取りはゲーム感覚で楽しいのでいくつか持っていると少林寺拳法はもっと楽しくなる。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
法形間の連反攻の緩急には、自己の経験に基づいた自分なりのものを持っているのかが如実に出るのでおもしろい。そういう自分の拳法を磨いていってほしいと思います。</div>
Unknownnoreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-8480091400881089190.post-30463215107023130272019-11-27T15:59:00.002+09:002019-11-27T15:59:52.736+09:00飛2連蹴でミット蹴某氏三級になったので天地拳4を。<div>
<br />飛二蹴連蹴ですけど、ずっと練習してるとジャンプ回数が結構な回数で良い運動量に。とりあえずミットを蹴ってもらいます。ついでにみんなで飛2連のミットです。</div>
<div>
<br />2連なのでいろんな組み合わせができると思いますが、廻蹴-廻蹴て特にむずい。といいつつもミットという具体的に当てる対象があるとたぶん誰でもすぐできる。モノ当てないでするとチョーむずいんだけど、物があるとカンチン。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
やってみると簡単なんだけど、意外にできるということが味噌でみんな楽しくなっちゃう。</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhyfWVvGp-tyKrufqq_ZOa9rggeixbgD0I1snd1taXOmm_7txdWwiX6giL3jGBhmbcs8AEOpos_iGm_cgIxbhljiTofFhngvdLbFkNkd-_UoHBVyijGqzRQ822STosZiuD_Ggm3Q6zvPxGO/s1600/asc.JPG" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="600" data-original-width="800" height="300" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhyfWVvGp-tyKrufqq_ZOa9rggeixbgD0I1snd1taXOmm_7txdWwiX6giL3jGBhmbcs8AEOpos_iGm_cgIxbhljiTofFhngvdLbFkNkd-_UoHBVyijGqzRQ822STosZiuD_Ggm3Q6zvPxGO/s400/asc.JPG" width="400" /></a></div>
<div>
<br />ちな写真は関係ないです。ミット持ってたので撮れません。。<br /></div>
Unknownnoreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-8480091400881089190.post-73833162394847749922019-11-10T12:20:00.000+09:002019-11-10T12:20:00.025+09:0010月の強化テーマは「掛り稽古」のあたり10月の強化テーマは「掛り稽古」でしたが、主に柔法の抜き技で行いました。<br />
<br />
掛り稽古というのは一人受け立ちを置いて、残り全員で順番にどんどんと攻撃していくサーキットトレーニングのようなやつですね。あんまり細かく考えている時間は無いので考えるより動く、身体に覚えさせるための稽古です。<br />
<br />
日によってさらにテーマは違いますが、例えばこんな感じに。<br />
<br />
<ul>
<li>ランドタムに捕る</li>
<li>捕る位置は指定しつつ前後左右に降る、ので、適時変化して抜く</li>
<li>意地悪く持つ</li>
</ul>
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<br /></div>
等々かな。<br />
特に2つ目がやりたかったのですけど、目指しているのはこういう感じ。やわらかく変化していく感じ。立ち技・抜き技だけなのでこんなにかっこよくやってる分けてじゃないですけど。いずれ柔法でもこういう感じでやりたいですね。<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<iframe width="320" height="266" class="YOUTUBE-iframe-video" data-thumbnail-src="https://i.ytimg.com/vi/IuUYRO7PRtw/0.jpg" src="https://www.youtube.com/embed/IuUYRO7PRtw?feature=player_embedded" frameborder="0" allowfullscreen></iframe></div>
<br />
<br />
<br />
掛かり稽古は技の稽古(作る稽古)ではなくて術の稽古(使う稽古)ですので、<b><span style="color: red;">多少雑でも、</span></b><br />
<ul>
<li>(正しくやれば) 結構簡単に抜けるやん!!</li>
<li>(正しくやれば) 雑でも抜けるwww</li>
</ul>
<div>
みたいな経験を通して、「抜き」にたいする自信が付けば良いかなと思います。少林寺拳法の技はざっくりでも効果的です。</div>
<br />
<br />Unknownnoreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-8480091400881089190.post-37708010913346778672019-07-03T16:18:00.001+09:002019-07-03T16:18:09.939+09:006月のゲスト主座「拳法部の普通のやつ」6月のゲスト主座は、都内の道院のSくんにお願いしました。<br />
彼が茶帯のころから一緒に練習している仲で年末年始に筑波山にも一緒に行っています。まだまたぜ20代の元気あふれる好青年です。<br />
<span id="goog_362448759"></span><span id="goog_362448760"></span><br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEh_FiUqZxC0O8DUGQlDzOLKRJIGWFKRWdyHLW9ilx_onOBaAWULxKyvOwiu5kWdw9p0bmi9twv_PLxgfStTKBxY0Rj3D6EvLUvdKL_ysP2S8sZKTZhDEdO8pBzbFyIZWZeHQkZ2Qkr4Pj4a/s1600/190629.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="900" data-original-width="1600" height="225" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEh_FiUqZxC0O8DUGQlDzOLKRJIGWFKRWdyHLW9ilx_onOBaAWULxKyvOwiu5kWdw9p0bmi9twv_PLxgfStTKBxY0Rj3D6EvLUvdKL_ysP2S8sZKTZhDEdO8pBzbFyIZWZeHQkZ2Qkr4Pj4a/s400/190629.jpg" width="400" /></a></div>
<br />
なんとなく、学生時代の拳法部的なものを~てことだったのですが、すごくまっとうな、ど真ん中の少林寺拳法の内容で、ガッツリと良い稽古よい汗がかけました。<br />
<br />
基本の中では、攻技-転回-攻技の組み合わせをたくさんやりました。<br />
<br />
突き蹴りからすばやく展開して再度攻撃、という流れてはそれぞれの動きに癖が大きいと次の動作でもたついてしまいます。攻撃でおおきく前傾していたり足幅が広すぎるとか、そういうの癖をとっていくのに良さそうでした。<br />
<br />
当日は体育館だつたということもあり、移動稽古もしっかりできました。広い体育室で移動稽古はとても気持ち良いものですね。体育室に空調があるので、グッと助かりますw<br />
<br />
相対で「受け-反撃」のパターンもたくさんやりました。これはもうすこし身体に染み込ませてほしいので7月のテーマに近いものを設定するつもりです。<br />
<br />
最後にライトスパーをサクッとこなして、あっという間の二時間でした。<br />
みんな楽しく修練できました!!またよろしくお願いします。<br />
<br />Unknownnoreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-8480091400881089190.post-8869716009232015602019-06-09T14:52:00.002+09:002019-06-09T14:52:20.575+09:00今月のテーマ「各種当身、とか」今月は、当身一通りやります。<br />
級拳士科目にもいろいろと、各種なんたらありますがそういうのから載ってないのもいろいろと。<br />
少林寺拳法はいろんな部位を使います。そういうのは無事ユツとしても有効だし保健体育としても様々な動きを起こせるので、楽しく稽古できるものですよ。前に蹴るだけではなく、横に突いて後ろに蹴る。護身の術として複数方向に当身を出すのもまたいい運動にもなる。(天地拳356にみられるように、もともと少林寺拳法は複数方向、複数の敵を想定しています。)<br />
<br />
同じ柔法するのでも複数の当身を思いつく頭の柔らかさ、体勢の自由さも大切ですし、使って楽しい、使って便利。そういうのが当身です。Unknownnoreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-8480091400881089190.post-63906827425000932012019-05-11T08:55:00.000+09:002019-05-11T08:55:00.975+09:00今月のテーマ「乱捕り」ざっくりしすぎてあんまり良いテーマではないですが、今月は「乱捕り」としときます。<br />
<br />
先月は攻撃の練習ということで、剛法系のかかり稽古としていましたが、時々指定した攻撃のルーチンワークになっていると感じる時がありました。自分の番が来たから「突く」という作業。<br />
<br />
どうやって突けば当たるのかとか、どうやって蹴ればばれないのか、そういうのを考えながらやるのが望ましいのですが、級拳士にはまだそこまで経験が不足している、とかんじたわけです。それは守り方も同様です。<br />
<br />
法形演練のときも、決まられた攻防をするわけですが、相手が変われば動きも変わるのが組手主体の良いところです。その微調整の感覚やらノリは本人に感じる力がなければ発することはなく、それには自由攻防の経験がやっぱり必要です。<br />
<br />
て分けで今月は乱捕り。別に乱捕りは勝負ではないので、ゲーム感覚で安全に行いましょう。楽しくやるとこが大事です。<br />
<br />
てわけで、今月は足サポ・手サポは必須です。<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEj2EWr5IIvL7xH_dJd3EFbiqaVWHiQcg8yKFNdkKY5V1R9xUa1PNJaIljXy1ea83GJj1RQVzrKrkWjQjkuqH_ZP-yYvAZNQYMqDVwcHzWb4-GCRAhv6CCIQIvmFD_agkwiZvLVWFcdEddr3/s1600/190227_194414_0%25281%2529.JPG" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="810" data-original-width="1080" height="300" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEj2EWr5IIvL7xH_dJd3EFbiqaVWHiQcg8yKFNdkKY5V1R9xUa1PNJaIljXy1ea83GJj1RQVzrKrkWjQjkuqH_ZP-yYvAZNQYMqDVwcHzWb4-GCRAhv6CCIQIvmFD_agkwiZvLVWFcdEddr3/s400/190227_194414_0%25281%2529.JPG" width="400" /></a></div>
Unknownnoreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-8480091400881089190.post-49549946560617319362019-05-01T05:44:00.002+09:002019-05-01T05:44:59.336+09:004月のゲスト主座、「胴」です。4月の「ゲスト主座」は同県からM氏。普段からよく道院に来てくれるM氏、かつよく一緒に日本各地に出稽古したり、自主練したり、筑波山に登ったりヘルプ神輿担ぎしたりする因縁深い拳士です。<br />
<br />
<h3>
今回のテーマ「胴」です。</h3>
今回は「胴を使って」てのことなので、道院に溜め込んでいる胴を運びます。実に私は胴をめったに使用しないので、正直なところ道院開設以来二重胴を使うのは初めてですw<br />
普段は各種ミットで直接打撃してますので、胴は試験のときくらいです。。ミットにはミットの良いところがありますし、胴もまた然り。両方うまく使っていくのが良いですね。<br />
<br />
二重道は古巣の恩師から、複数個いただいていたのでいつかは使おう思って現在にいたる。<br />
門下生の方々にも、たまには二重胴使ってほしい!!と思っいたのでちょうどよいです。<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgg02oasDyVnRO9N2q65dJiTlHeY0AI-Wo_X9ac6nxyYtz3k818pyibB3exitVx8BBDM1cFH9aHGmLHGACdZvDYJfcGxsJgHW9dDA_S0k-ww52VEPMsrBxyRfWOJM_wAWFcLKcqAgzaAbYa/s1600/asw.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="600" data-original-width="800" height="300" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgg02oasDyVnRO9N2q65dJiTlHeY0AI-Wo_X9ac6nxyYtz3k818pyibB3exitVx8BBDM1cFH9aHGmLHGACdZvDYJfcGxsJgHW9dDA_S0k-ww52VEPMsrBxyRfWOJM_wAWFcLKcqAgzaAbYa/s400/asw.jpg" width="400" /></a></div>
<br />
<h3>
やったこと「完璧なスタンダード」です</h3>
鎮魂やって、基本やって、胴殴って蹴って、二時間です。<br />
メニュー的には、少林寺拳法の完璧なスタンダードメニューだったのでこれまた助かります。基本も完璧なスタンダードメニューだったのでこれまた助かります。<br />
別にゲスト主座に奇抜なことを期待してるわけではありませんのでこういうのも本当に助かります。スタンダードメニューいうても、やっぱり主座の色が出るものです。<br />
<br />
いつもいろいろ思うところがありまして、科目表にはおおよそ沿っているものの、脱線しがちなので、門下生の方にも「これが少林寺拳法です!!」というのがこういう機会に見てもらえてうれしい。正直こういうのすっごく助かります。<br />
<br />
<h3>
直接打撃は楽しい</h3>
やっぱり直接打撃は楽しいものです。M氏は立派な体格をしているので、気持ちよく蹴り込めます。蹴って蹴って蹴りまくりました。<br />
門下生の方たちも、しっかり突き蹴りできてそうなので安心しました。ミットの効果は十分出てますね。ミットは脚刀になりがちなので前足底で全力で蹴る機会は少ないのでそういう綿でも良かったかなと。<br />
直接打撃もいろいろ指導スねことはできます。フォームとかいろいろありますが、それよりも自分でしっかり当てられているか実感できるのがウリです。他者から褒めてもらうのも嬉しいものですが、自身で確認できて自分で納得できるのがなんとも楽しい。<br />
<br />
<br />
主座本人的には、胴を使うと学生時代を思い出して燃えるらしいです。そういものなんだ。<br />
にしても「ゲスト主座」てネーミング何か他にいいのはないものか。どうもしっくりこない。<br />
<br />Unknownnoreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-8480091400881089190.post-63634357212351424712019-03-29T18:21:00.002+09:002019-03-29T18:21:48.851+09:004月のテーマ「掛り稽古(攻撃)」4月は引き続き、掛り稽古、です。<br />
<br />
親もに剛法の攻撃技術を主眼に置きますが、受け立ちのほうもよく観察していれば守者の練習にもなりますので、ただ立っていることのないようにしてください。<br />
<br />
少林寺拳法の特徴のひとつとして「守主攻従」が挙げられますが、守者のスキルは攻者のスキルに依存しますので、まずそれなりの攻撃スキルの習得は必須です。しょぼい攻撃からはしょぼい守りしか身につかないのは自明です。まぁ楽しくやりましょう。Unknownnoreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-8480091400881089190.post-71525438411902901342019-03-29T18:05:00.000+09:002019-03-29T18:05:04.417+09:003月のゲスト主座 いわゆる接触系、とか先週来ていただいたのは都内の某道院のOさんです。<br />
Oくんは先月のMくん同様学生時代からよく一緒に練習しているナイスガイです。いまは少林寺拳法以外に、現代格闘技から伝統的なのものまでかなり多方面に武術を習っているので何をしてくれるのか期待してしまいます。<br />
<br />
今回やってもらつたのは、ざっくりいうと接触系ですね。五花拳手前みたいなのをたくさんやりました。この手のものは、(参加者を見ていると)拳歴がもろに出るのでおもしろいですね。<br />
結構運動量も有り、翌日はいい感じにお尻周りが筋肉痛になりました。<br />
<br />
以下やったことメモー<br />
<br />
<ul>
<li>人の躯のうえや超えながらを行う、丁寧な前回り・後ろ回り(受身てわけではない)</li>
<li>いわゆる、ガンダムコンビネーション</li>
<li>からの、丁寧な接触と対処</li>
</ul>
<div>
とくにこういうときはこうするといつた内容ではなく、適当に対処なので引出しとかライブラリがある程度必要になります。あと得意なパターン。今月はちょうど逆技の掛り稽古を淡々とやっていたので、そのパターンに持ち込めれば茶帯のひとにもできる、かも。</div>
<div>
法形演練はパターン稽古になりがちなのだこういう脳みそこねこね身体もこねこねコンパイル、みたいな稽古はよい稽古になったと思います。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
<div>
接触系というても、ゆるい感じと言うよりは、まずしっかりぶつけといてから抜いていく流れなので、とても説得力があるし運動起用度も高いです。いい汗かきます。</div>
</div>
<div>
ガンダムコンビネーションはゆる~い当て止でだけど、相手がついつい防御してしまう身体で当てに行く感じの攻撃、このクイックな動きが筋肉痛に繋がったと思う(汗)</div>
<div>
ミットで当て感はやしなってるとはいえ、こういうのは対人でしか培えないものだったので、茶帯のKさんも楽しめたと思います。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
<br /></div>
<div>
やはりOくんはよく考えていろいろい稽古してるんだなと、面白い。ミドル(キック)を膝カットからの蹴の返しはとても早く自然な動きでした!!私ももっと練習しなきゃ。</div>
<div>
また来ていただきたい!!</div>
Unknownnoreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-8480091400881089190.post-67688576158655483712019-03-04T10:47:00.000+09:002019-03-04T10:47:17.045+09:003月のテーマ 「柔法掛り稽古」<br />
有級拳士が増えてきて、少しですが逆技も出てきましたので一つここで柔法の運用について行います。技を正確に学ぶだけでは運用には届きません。技は適切な機に用いることがとても大切です。どちらも大事な修練です。<br />
最初はかかり稽古で数をかけていきます。足サポがあるとぐっと楽になり、回数をかけられますので持参してください。Unknownnoreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-8480091400881089190.post-61284530332959294002019-03-01T21:43:00.001+09:002019-03-01T21:43:13.282+09:00【ゲスト】蹴の当て方<h3>
ゲスト主座の日</h3>
<div>
今週は都内からMくんに来てもらって主座をお願いしました。<div>
今月からですが、定期的に外から人を読んで主座をお願いすることにしました。色んな人にいろんな少林寺拳法を見せてもらったほうが、門下生のみなさんが混乱していいかなと思いまして。幅広く少林寺拳法を学んでいただきたいので。</div>
<div>
<br /></div>
<h3>
Mくん</h3>
<div>
Mくんは18歳の頃から私と練習するようになった、至極真面目な拳士で少年自体から西の方で拳法をやっていました。いまは都内住みで都内の某進学高校で拳法をまたガッツリやり、そのあと私の練習仲間に合流したのです。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
大学生の頃はいろんな他流試合に出まくっていました。いまは社会人ですが今もたまに出ていると思います。少林寺拳法も籍は置いていますが、今のメインは総合のジム、と筋トレ。若いのでどんどんやってほしい!!</div>
<div>
<br /></div>
<div>
そういう刺激が強いとこに通っていても何故か少林寺拳士としての気持ちが持続するので少林寺拳法は不思議です。彼が外で学んでいることは少林寺拳法でも大いに役に立つとでしょう。</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiSOyMuakxdjBITaYXZqgyaMH5PNnnXgoTcqDjuo3L-6Bw9y30saZL0foUrWVmzk0cVdENc86RL_SBP3r9kgwqdfMikSsVlnFfvWjwU6WUDbyEZWHgEzMAwvHQQilOGc5NbQDIAI-Njns2s/s1600/190227_201053_0%25281%2529.JPG" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="351" data-original-width="800" height="280" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiSOyMuakxdjBITaYXZqgyaMH5PNnnXgoTcqDjuo3L-6Bw9y30saZL0foUrWVmzk0cVdENc86RL_SBP3r9kgwqdfMikSsVlnFfvWjwU6WUDbyEZWHgEzMAwvHQQilOGc5NbQDIAI-Njns2s/s640/190227_201053_0%25281%2529.JPG" width="640" /></a></div>
<div>
<br /></div>
<h3>
蹴を当てる</h3>
<div>
今回の主座の内容は、キック、蹴ですね。</div>
<div>
蹴り方というか当て方かな。彼がジムの経験で、「どうもローがサクサク入れる人がいて、なぜこんなにうまいのか? よくよく観察し考えると、突き方と(動作の)起こりが同じだったため反応しにくいのではないか」とかなんとか。</div>
<div>
彼はいろいろ自分で考えて学んで、スパーして、試合出てるので話が面白い。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
そんなわけで、突きと蹴、どういう意識とどういう動作でバレにくくするのか、という内容となりました。突きとミドル、ローをバレないように出す練習。いや、バレてもいいんですけど、当たるように出す練習を。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
ちょうど前日に、突きを出すときのイメージの話をしていたのでちょうど良かった!!</div>
<div>
イメージの内容は別のものでしたがイメージを変えると動作も変わります。これは拳法をする上ではとても大事な認識ですね。拳法外でも。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
上記のようなことを養うためにミットを突き蹴りし、ライトスパーして良い汗をかけました。蹴のフォームがよくなる移動稽古(高校拳法部由来らしい)の成果、翌日には変わったところが筋肉痛に。いい練習法でした。またやろう。</div>
</div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEh4kmonM2iRbA2XDGZgDAmmG_rP4i7SbgGMfTFKPDA8OEvzXE6RiLE25ELDsqIcNFPSUQ7M8TbemfOO-kQuz9TgBTOozUN-2dF0Ma5wjh_8jj1-dSQ9Si781W3vxy92GgsTQnB4QKsUZt0l/s1600/190227_194414_3.JPG" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="353" data-original-width="800" height="281" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEh4kmonM2iRbA2XDGZgDAmmG_rP4i7SbgGMfTFKPDA8OEvzXE6RiLE25ELDsqIcNFPSUQ7M8TbemfOO-kQuz9TgBTOozUN-2dF0Ma5wjh_8jj1-dSQ9Si781W3vxy92GgsTQnB4QKsUZt0l/s640/190227_194414_3.JPG" width="640" /></a></div>
<div>
<br /></div>
<div>
捉え方はみんな違ったと思いますが、普段とは違う内容が学べて良い刺激になったと思います。</div>
<div>
こういう外部刺激はいつスパークするかわからないので、機会があればいろいろ学んてくださいませ。少林寺拳法は全部飲み込める。</div>
Unknownnoreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-8480091400881089190.post-89996979568813002542018-09-11T19:06:00.000+09:002018-09-11T19:08:57.638+09:002018年の武道学会、のメモ<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhA-sD04REzg_6dtn8pzUfkmTaPj_-tHBE-715dn41U-Rz8ohBU3F8mv0DRbyG0_fcUTeXG1BQsQ0My3jZHp1Jd80eX0a3SxP0Yq5ry1qkndSN7c9BnnMczH11lZ18zf3ZZL4jbBemCgADa/s1600/180904_141740%25281%2529.JPG" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="1200" data-original-width="1600" height="240" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhA-sD04REzg_6dtn8pzUfkmTaPj_-tHBE-715dn41U-Rz8ohBU3F8mv0DRbyG0_fcUTeXG1BQsQ0My3jZHp1Jd80eX0a3SxP0Yq5ry1qkndSN7c9BnnMczH11lZ18zf3ZZL4jbBemCgADa/s320/180904_141740%25281%2529.JPG" width="320" /></a></div>
<br />
<br />
今年の武道学会は、東京学芸大学です。ちかいのでうちの道院から若者のひとりを加えて、二人で参加です。ただのAudienceですよ!!<br />
<br />
<h3>
IA-4 剣道試合における姿勢欠点判定性の導入検討</h3>
姿勢の判定というのは、ルールギリギリ、違反でないけど勝つためにちょっとみっともないアクションのことです。立ち居振る舞いみたいなもんでしょう。あくまでルール違反ではないのですが、どうしてもルールを制定するとグレーゾーンは必然的に発生しますからね。<br />
剣道でも有効打突以外の判定システムを幾度が導入されたことがあり、古くは大正時代(1920)、最近では1984年の32回大会から39回までも導入されていた模様。<br />
<br />
しかし近年のものに関しては、<br />
>徐々に判定性を意識した小手先の技や見せかけの姿勢・態度による剣道本来の有効打突を競う醍醐味が失われた<br />
ということで廃止に。<br />
32回導入当初は、判定試合率が3.5%だったのに対して、最後の39回では20.6%に。1/5が判定試合になってしまったということです。<br />
あと審判の負担が大きいことも原因の一つだとか。<br />
<br />
<br />
少林寺拳法の大会にも、演武6構成(60点)と40点のこの姿勢判定に近い項目があるわけですが、いまのところうまく機能していると思います。剣道は自由攻防ですから全く比較する対象にはならないのですが、剣道にもこのようなムーブメントがあったことに感銘を受けます。<br />
私が中学校で弱小剣道部を楽しんでいたころ、こういう動きがあったんですね。<br />
<br />
<br />
<br />
<h3>
IIB-3 柔道競技における身長差と試合結果の関係</h3>
2017年の全日本学生柔道体重別選手権大会の結果より身長差と勝利方法の関係を見ると、<br />
<br />
<ul>
<li>高身長は技勝ち、が有意に多い</li>
<li>低身長は罰則勝ち、が有意に多い</li>
<li>男子は低身長勝ちに手技、が有意に多い</li>
<li>男子は低身長勝ちに足技、が有意に少ない</li>
<li>女子は高身長勝ちに絞め技、が有意に多い</li>
<li>女子は低身長勝ちに手技、が有意に少ない</li>
</ul>
<div>
もう少しあるんだけど一部抜粋で。言われてみれば当たり前だけど身長の高低で決まり技に差異があることがわかる。のでこういうデータが沢山集まれば、指導の段階で優先する技を絞ることが可能になる。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
少林寺拳法も法形が山のようにあるので、すべてをフラットに万遍なくやることも大事だけど、得意技はあっても良いと思いますし、むしろあるべきだとも思います。その選択においてなにかこういう指標があってもいいなと感じたのでした。</div>
<br />
<br />
<h3>
<br />IIA-6 昭和戦前期における「武術としての柔道」論の展開:当身技の研究に着目して</h3>
日本武道会の雄、嘉納先生は生涯に渡り「武術として柔道」を研究されており、その中で当身は重要な位置づけとされていた。<br />
<br />
柔道家が当身技を習得できるように、生涯最後に創案した型が「精力善用国民体育」。柔道の演武で当身をしているのは何度かみたことがあるなぁという程度。そんな型があるとはしりませんでせした。YOUTUBEででてくるだろうと思ったけど以外にもあまり出てこず。<br />
<iframe allow="autoplay; encrypted-media" allowfullscreen="" frameborder="0" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/traO2ViTCSc" width="560"></iframe>
<br />
私としましては、当身というよりもやはり嘉納先生の武術・武道への考え方というてんに関心がわきます。<br />
「主として投と當でなければならなぬ」1918<br />
「身體を自由自在に動かし、機敏に當てもすれば投げもすることの出来るやうな修行」1918<br />
「当身を欠いた武術は、不具の武術である」1931<br />
「對手の急所を打ち、突き、蹴りなどして對手に苦痛を与へ、自由を失わしめ、又は死に至らしめる方法」1931<br />
<br />
嘉納は当身技として7技を示していた。以後も多くの柔道家によって研究されるも実戦的当身技の基本としては物足りなさも感じられ、空手なども研究されていたようです。<br />
その後、著名な富木謙治氏や南郷次郎氏も研究。<br />
<br />
発表後の質疑によると、どこかの古い雑誌に「ボクシングは柔道のひとつである」といったような嘉納先生の言葉が掲載されている模様? す、素晴らしい・・・・<br />
やはり武術を学ぶものはこのような幅広い見識や関心が必要なのだと感銘を受けます。<br />
<br />
<br />
<h3>
その他細かいこと</h3>
<br />
<ul>
<li>他にも、剣道八段位の合格者数・合格率などが具体的に見られたことや女性剣道七段位の同様な統計も見られました。八段位の合格率は噂通りの1%付近。</li>
<li>「生涯武道の現状とこれから」というシンポジウムがあり、各分科会(柔道・空手道・剣道・弓道・なぎなた・障害者武道)から現状の発表があり、他の武道においても、2000年以降今日人口が減っているという統計資料が具体的な数字を伴って見れた。<br />少林寺拳法においても某2004年に一つの境があると思われていたが、その減少率が他の武道と比べて差があるのかないのか、あるならどの程度なのかは検討しても良さそう。とにかくどこも顕著に減っている。<br />その他発表内では、女性の率や海外での展開も報告されています。</li>
<li>剣道などの発表によると、県単位での女性指導者育成や稽古会などが活発な県は女性剣士がおおいとか。女性のみの大会で審判も女性のみで開催できるまでに現在増加中。</li>
<li>障害者はいま日本の人口において、7.4%。武道を学ぶ人はおよそ4%ほどと言われており、実は障害者よりもマイノリティであるということ。しかしたとえば、柔道の場合、視覚障害者の柔道家は0.0004%にとどまる。</li>
<li>海外の障害者武道に関してだけど、彼らの側にこのような発言というか意識があるとか。<br />「我々に組織はなく、あるのはネットワーク」もちろんインターネットを介していろいろしてるわけだけど、これはなかなかにおもしろい。学会では「中心のないつながり」と表現されていました。横のつながりて感じかな。</li>
<li>よくわからないのだけど、組織的には所属してないけど柔道は続けている「のら柔道家」という層がかなりいるのではないかとのこと。確かに都内某スポーツセンターにもそれらしき人はかなりいる。いや所属はあるのかもしれないが。<br />実は大会や昇段さえ気にしなければ、のらで武道をやる環境は、東京にはかなりあるのよね。キックとか総合も特別な選手クラスでなければ結構ある。</li>
</ul>
<br />
<br />
<br />
<br />
ちなみに次回は、<br />
2019年9月5日(木)~9月6日(金)<br />
國學院大学たまプラーザキャンパス<br />
<div>
ですね。また関東です。是非一緒に行きましょう!!</div>
<div>
<br /></div>
<div>
武道学会では、第一に柔道・剣道・空手、次に弓道・なぎなたの研究者が多く見受けられます。少林寺拳法は基本皆無かなと。以前理事としてお越しになっていた新井先生のお話によると、本部職員の方々にはけっこう学会員がいるとのことでしたが、学会ではお見かけできず。<br />
武道学会は興味深い、おもしろい場なのでもう少し拳士が入ればいいのに、と毎回思います。</div>
Unknownnoreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-8480091400881089190.post-28949345345311636692018-09-07T20:26:00.000+09:002018-09-07T20:26:14.771+09:00キックの人が入門しましたよ先日の入門式後に若い方が入門されました。若いし、キックボクシング経験者なのでとっても身体が動きます。これは楽しみがまた増えてしまった。<br />
<br />
開祖が少林寺拳法を作る際に参考にしたリストの中にボクシングという項目がありますが、それを差っ引いても少林寺拳法は現代格闘技ととても相性がいい、と私は思う。<br />
徒手格闘はコンビネーションの世界、飛燕の連攻や多撃必倒といわれる少林寺拳法の技術はまさにそれだと思います。<br />
<br />
キックの経験はすべて少林寺拳法に役に立つでしょう。キックで学んだことをすへでそのままに少林寺拳法を学ぶことできると思います。キックの経験を活かしてほしい!!<br />
<br />
少林寺拳法の技術はとっても幅広い。他流の方と経験すると、そうたとえば「空手てすごいなあ」て思う。でも同時に「やっぱり少林寺拳法もすばらしいなぁ」と思える。また少林寺拳法が好きになる。そういう懐の広さが少林寺拳法にはあるんだなぁ。<br />
<br />
もともと何かを学ぶというのは自分の技術、見識や可能性などを広げていくことだと思います。学べば学ぶほど狭く固定的な見識になっては学ぶ意味がありません。<br />
これが少林寺拳法でそれは少林寺拳法ではない。私はそういうものを恐れます。<br />
<br />
先日の武道学会で「嘉納師範の著作に、「ボクシングは柔道である」」という記述があると知った。さすが嘉納先生。横浜大六天道院でもそのようにありたいね。<br />
<br />
<br />
<br />
おおよそ、禅にもそのようなところがある。禅を学ぶと何か新しいことを学ぶと言うよりも、これまでのなんの関連もないと思われていた個々の事象、経験がどんどん紐づけされて一連の関連性を持っているかのように思えてくる。これまでの経験に一切の無駄などなかったのだと思えてくる。<br />
そういうふうになると、自分の人生をとても肯定的に捉えることができるようになり、自信も湧いてくる、こともあるよん。<br />
<br />
うん、廓然無聖なりや。Unknownnoreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-8480091400881089190.post-6594968088449790902018-07-03T19:05:00.001+09:002018-07-03T19:05:30.979+09:00先日の練習 床と親しむ、と法形のはなし前半は、床ともう少し親しんでおこうと受け身練習ついでにゴロゴロと。<div>
<br /></div>
<div>
受け身を練習する、というと大層だけど単に床と親しむ程度に。</div>
<div>
突き飛ばされたり投げられたりしたときに、床を転がることに必要以上に躊躇しないことは大切です。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
キックの試合などでも空手出身選手はスリップしてもこけたがらないのでかえって怪我が多い、という話を以前どこかで聞いたことがあります。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
危ない体勢になったとき、迷わず転がることができればそれはそれで一つ役に立ちます。</div>
<div>
というわけでこ~ろころ。ついでにエビと逆エビもやって体幹も刺激しておきました。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
<br /></div>
<div>
後半は白帯さんがきいるので内受突。</div>
<div>
とりあえずデフォルトの形をやってちょっと説明。</div>
<div>
各法形には、</div>
<div>
<ul>
<li>左右</li>
<li>順逆</li>
<li>表裏</li>
<li>対・開</li>
</ul>
<div>
等々でおおよそ16パターンくらいあるのでそちらもぼちぼちやります、という話と、あんまり個別に細かくやりませんという話を。</div>
</div>
<div>
ついでに連反攻を何パターンか。連反攻は法形演練の肝なのでできるだけたくさんやります。今回は裏拳パターンと膝蹴パターンをやってもらって、そのた10パターン程を見るだけ。まぁ白帯なので順々に。いずれはどんどん自分でパターン増やしていけるようになることが目的です。頭が固まらないうちにいろいろ見せておきます。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
ついでに先日やってた流水蹴とつなげて練習。最後に定番の上中蹴もつなげて、えーと7つの動きかな。</div>
<div>
<ol>
<li>内受(順)</li>
<li>中段逆突</li>
<li>下受(順)で後重心、流水受け</li>
<li>順蹴</li>
<li>上段順突</li>
<li>中段逆突</li>
<li>廻蹴(逆)</li>
</ol>
<div>
と書いてしまったけど、こういうのはすぐ忘れてもらいます。</div>
</div>
<div>
定番パターンはもちろんありますが、そういうのを覚えることよりも、提示して、すぐできるようになることのほうが大事です。</div>
Unknownnoreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-8480091400881089190.post-51669089804492412142018-06-01T18:34:00.000+09:002018-06-01T18:34:00.715+09:00技術、技と術。作る練習と使う練習。技術、技と術。作る練習と使う練習。先日、ちっと座学でやりましたので関連を。<br />
作る練習と使う練習、これを明確に認識して練習すると、よい練習になる、かも?<br />
<br />
あのサイトからアーカイブしつつ、ちょっと文言は改変。元文章は、2005/9ごろか。<br />
<br />
<a name='more'></a><span style="font-size: x-large;">技と術</span><br />
<br />
<span style="color: #351c75;"><span style="background-color: white;"><b><span>『少林寺は技の練習だけで、術の練習はしてないんですね。</span></b><b><span>』</span></b></span><br style="background-color: white;" /><br style="background-color: white;" /><span style="background-color: white;">と他流の人に2ちゃんで言われる。ウンウンそうかもと思う。。<br /><br /> 読本(旧制のピンクの読本)、拳の三要にはこうある。</span><span style="background-color: white;"></span></span><br />
<blockquote style="background-color: white;">
<table bgcolor="#990000" border="1" cellpadding="4" cellspacing="4"><tbody>
<tr><td bgcolor="#ffffff"><span style="color: #351c75;"><b>「技」(technique)</b><br />体と手足を用いる動作です。たとえば、突き方、蹴り方、受け方、投げ方などの基本動作のことです。<br /><br /><b>「術」(skill)</b><br />練磨された「技」の活用法です。習得した技は、いつ、いかなる場合に用いれば大きな効果をあげることができるのかという適かつ有効な運用のことです。</span></td></tr>
</tbody></table>
</blockquote>
<span style="color: #351c75;"><span style="background-color: white;"> </span><span style="background-color: white;">特にくどくど説明しなくても、もうわかると思いますので、、、そういうことです。技とは術とは?、技術とは? </span></span><span style="background-color: white; color: red;">作る稽古と使う稽古</span><span style="color: #351c75;"><span style="background-color: white;">、これらは完全に分けられるものではありませんが、指導の時にごっちゃにしてると危険です。<br /><br /> ここも参照していただきたい、『</span><u><span style="background-color: white; font-size: medium;">なぜ乱捕りをするのか</span><span style="background-color: white; font-size: medium;">。</span></u><span style="background-color: white; font-size: medium;">』ここでは、</span><b style="font-size: large;">「見る・判断する・動く」</b><span style="background-color: white; font-size: medium;">という段階に着目して乱捕り稽古の必要性を書いてみた。これと、「技と術」の項目を見比べるとまさに少林寺拳法には「術」の稽古が不足しているのではないかと思われます。</span></span><br />
<span style="color: #351c75;"><span style="background-color: white;"> 作る稽古と使う稽古、これはちゃんと区別しましょう。<br /><br /><br /><br /></span><span style="background-color: white;"></span></span><br />
<hr style="background-color: white;" />
<hr style="background-color: white;" />
<br />
<h4>
<span style="background-color: white;"><b><span style="color: #351c75;">技術略の区別</span></b></span></h4>
<span style="color: #351c75;"><span style="background-color: white;"> 理解しいないものは区別できないので、カードゲームで三要「技術略」をちょっと補足。</span><span style="background-color: white;"></span></span><br />
<table border="0" style="background-color: white; width: 100%px;"><tbody>
<tr><td><span style="color: #351c75;"><span> まぁ世には様々なカードゲームがあります。あんまり覚えてないんですけど、それぞれのカードには属性があります。例えば、キャラクターのカード、攻撃力とかとか防御力とか生命力とか書かれているやつです。他にもマジックカードとかトッラプカードとかなんか補助的なカードもあるのかな。<br /><br /><b>三要の「技」とはこの個々のカードにあたります。</b><br /> より使いやすいカードを入手する。より強いカードを入手する。このようなカード資産の構築は新しい法形を学ぶことや、個々の法形の錬度を上げる過程に似ています。<br /> 強いカードを持つ、沢山のカードを持っていれば、弱いよりは手持ちが無いよりは戦いを有利に進められるでしょう。なによりより自由自在に様々な戦術を組むことを可能にします。</span><br /></span></td><td></td></tr>
</tbody></table>
<table border="0" style="background-color: white; width: 100%px;"><tbody>
<tr><td><span style="color: #351c75;"><span><b>どのタイミングでどのカードを使うのか、これが三要の「術」です。</b><br /> 強いカードや便利なカードを沢山もっていてもそれを実際のゲームの中で使うには知恵と経験が要ります。どんなに強いカードでも相手の罠にはまってしまっては有効に働きません。使うときには有効なタイミング、チャンス(機会)があるはずです。逆にカードがあまり強くなくても、使い方(組み合わせと機会)により有効な働きをするものです。<br /> 本部がいう、戦術組成とはこのことです。 少林寺拳法の拳士は法形</span><span>(ここでは技)</span><span>の練習はあほほどやるんです、でもね(省略)<br /><br /> 自分のカード資産の中から、自分が可能な自分にあった戦術を組むことができれば、ちゃんと戦えるはずです。つまり大佐曰く、</span></span></td><td><span style="color: #351c75;"><br /></span></td></tr>
</tbody></table>
<table cellpadding="0" cellspacing="0" style="background-color: white;"><tbody>
<tr><td height="8" width="8"><span style="color: #351c75;"><img alt="" height="8" src="file:///Z:/SkyDrive/%E3%83%89%E3%82%AD%E3%83%A5%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%83%88B/Homepage%20Ninja/%E4%B8%B8%E5%BB%89/HTML/kamnmata/table_20.gif" width="8" /></span></td><td background="file:///Z:/SkyDrive/%E3%83%89%E3%82%AD%E3%83%A5%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%83%88B/Homepage%20Ninja/%E4%B8%B8%E5%BB%89/HTML/kamnmata/table_21.gif" colspan="2"><span style="color: #351c75;"><img alt="" height="2" src="file:///Z:/SkyDrive/%E3%83%89%E3%82%AD%E3%83%A5%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%83%88B/Homepage%20Ninja/%E4%B8%B8%E5%BB%89/HTML/kamnmata/clear.gif" width="1" /></span></td><td width="8"><span style="color: #351c75;"><img alt="" height="8" src="file:///Z:/SkyDrive/%E3%83%89%E3%82%AD%E3%83%A5%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%83%88B/Homepage%20Ninja/%E4%B8%B8%E5%BB%89/HTML/kamnmata/table_22.gif" width="8" /></span></td></tr>
<tr><td background="file:///Z:/SkyDrive/%E3%83%89%E3%82%AD%E3%83%A5%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%83%88B/Homepage%20Ninja/%E4%B8%B8%E5%BB%89/HTML/kamnmata/table_23.gif"></td><td bgcolor="#ffffff"><span style="color: #351c75;"><b>大佐「MSの違いが戦力の差ではないことを教えてやる!! 」</b></span></td><td bgcolor="#ffffff"><span style="color: #351c75;"><br /></span></td><td background="file:///Z:/SkyDrive/%E3%83%89%E3%82%AD%E3%83%A5%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%83%88B/Homepage%20Ninja/%E4%B8%B8%E5%BB%89/HTML/kamnmata/table_24.gif"><span style="color: #351c75;"><img alt="" height="2" src="file:///Z:/SkyDrive/%E3%83%89%E3%82%AD%E3%83%A5%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%83%88B/Homepage%20Ninja/%E4%B8%B8%E5%BB%89/HTML/kamnmata/clear.gif" width="1" /></span></td></tr>
<tr><td height="8"><span style="color: #351c75;"><img alt="" height="8" src="file:///Z:/SkyDrive/%E3%83%89%E3%82%AD%E3%83%A5%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%83%88B/Homepage%20Ninja/%E4%B8%B8%E5%BB%89/HTML/kamnmata/table_25.gif" width="8" /></span></td><td background="file:///Z:/SkyDrive/%E3%83%89%E3%82%AD%E3%83%A5%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%83%88B/Homepage%20Ninja/%E4%B8%B8%E5%BB%89/HTML/kamnmata/table_26.gif" colspan="2"><span style="color: #351c75;"><img alt="" height="2" src="file:///Z:/SkyDrive/%E3%83%89%E3%82%AD%E3%83%A5%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%83%88B/Homepage%20Ninja/%E4%B8%B8%E5%BB%89/HTML/kamnmata/clear.gif" width="1" /></span></td><td><span style="color: #351c75;"><img alt="" height="8" src="file:///Z:/SkyDrive/%E3%83%89%E3%82%AD%E3%83%A5%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%83%88B/Homepage%20Ninja/%E4%B8%B8%E5%BB%89/HTML/kamnmata/table_27.gif" width="8" /></span></td></tr>
</tbody></table>
<span style="color: #351c75;"><span style="background-color: white;"> 別に技より術のほうが大切だと言いたいのではありません。いいカードを持っていることも大切です。バランスです、バランス。<span> </span><span>※戦術組成には自分のカード資産をちゃんと認識することは当然のことです。<img border="0" height="16" src="file:///Z:/SkyDrive/%E3%83%89%E3%82%AD%E3%83%A5%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%83%88B/Homepage%20Ninja/%E4%B8%B8%E5%BB%89/HTML/kamnmata/icon_file_checked.gif" width="16" /></span><br /><br /><b>略はゲームの外側。</b><br /> これはゲームを始めるまでのことです。戦術にいたるもっと外側、大枠のことであります。ゲーム始める前にカードを選出しておくとか並び替えておくとか、そういう下準備です。まぁ拳法的に言うともっといろいろ妄想しとくわけです。対戦相手に対戦前に毒を盛るとか、失恋させるとかそういう卑怯な下準備もありだ、ぐへへへ。負けそうになったら卓袱台をひっくり返してやろうとか、つまりゲームの中身では無く、ゲームの外側における思考のことです。もちろんgood playerとし正々堂々と戦ってやろうというのも含んでもよいでしょう。これを踏まえて「君子危うきに近寄らず」みたいな言葉が思い出しましょう。</span><span style="background-color: white;"><br /><br /><br /> 最近は技術略を逆の順序で略術技という順番で見ることが読本なんかで示されています。それはつまり、どういう戦い方</span><span style="background-color: white;">(正々堂々と戦う、スルッと戦う、ねっとり戦う)</span><span style="background-color: white;">をしたい(略)のかが決まれば、カードの組み立て(術)もだいたい決まってきます。戦術が決まれば、「じゃどんなカード(技)が必要だろう」ということを考えます。三要は常に双方向で考え、全体を構築せねばなりません。その全体こそが自己になります。</span></span>Unknownnoreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-8480091400881089190.post-54605930287637892992018-05-16T14:25:00.001+09:002018-05-16T14:25:59.727+09:00百尺竿頭~先日、学科で話をしたものの出典を。口頭でダラダラ言ってるので、できるだけ後で更に学べるように今後は出していきます。<br />
<b><br /></b>
<b>百尺竿頭不動の人、然も得入すと雖も未だ真と為さず。</b><br />
<b>百尺竿頭、須らく歩を進むべし。十方の世界、是れ全身。</b><br />
<br />
金剛禅でいうところの「拳の三訓」守破離、と相性のいい話ですね。<br />
また横道にそれて話したのは、<b>正法眼蔵随聞記の2の10。</b><br />
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正法眼蔵随聞記は専有道場にも置いてあるので興味がある人はお貸ししますよん。Unknownnoreply@blogger.com0