横浜大六天道院は道着を着なくてもよい

BY ライデン IN , No comments

大きな声でも言えますが、うちの道院は一般拳士は道着を着なくてもいい道院です。いろいろご批判があるかと思いますが、うちはそういう方針なのです。 とはいえ、結局みんな7割はくらいは道衣を着ています。「なんでもいいよ」といっても道衣なのです。これは一つ面白い結果だと思っています。 私にとって道衣は格式ある正装ではなくて作業着という印象が強いからかもしれません。 必ずしも動きやすい服装ではなく、破れにくい汚れてもいい服という印象です。私にとって道衣が神聖なものかと言われれば全くNOです。たとえ神聖なものであっても、本式と略式の切り替えができれればいいしできなければならないというのが私の考えです。本式しか教えないのは危険だとすら考えています。うちでは昇格孝試の時や入門式など節目のときに着ていればOKということにしています。ただし道衣がないときは羅漢拳はしません。また清潔であることや危険ではない服装、運動に適した服装であることは求めています。 理由1...

古い技

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10年くらい前から自主練メンバーの某氏が最近総合かキックのジム行こうかなというので猛プッシュ。色々学んでほしい。彼は18歳の茶帯の頃から来ていた。すでに他流(よそ)の試合もよく出てたししっかり動ける。でもまだ20代だしガシガシしたいんだろう。やりまくったほうがいい。少林寺拳法だけでは強くなれないの? なれません。とまでいうと怒られそうだけど色々学ぶのは当たり前では? 空手もキックも総合も、みんな幅広く学んでます。兼学は可能であれば推奨します、特に若いうちはね。テニス・ゴルフみたいな格技以外でもいいよ!! 案外w 少林寺拳法はイケてるので、自信を持って送り出します。大丈夫、他をやれば他の良さや凄さを学ぶ、ほんで少林寺拳法の良さもまたわかります。まじよ。ただ改良すべき点も見えるよ!!古い技本題はこっからなのだけど、彼が言う。>柔術の先生がこれは古い技、古くなって使えない技て言ってたのが印象的でした笑そうしたら拳法の技はどうなるんだと思いました。キックとか総合てのはけっこう技術の変遷があり、雑に言えば流行り廃りがある。最近ならカーフキックが話題。変遷はかなり激しい。試合をする流派にはどこにでもある、しない流派にはない。はっきり言ってない。何十年でも停滞する。後者の流派ではどういう事が起こるのかというと、過剰な過去への尊崇が起こる。別に過去の技術や人をディスるわけではないのだが、この尊崇のようなものを私は恐れる。自分で確かめない。自分で歩いていない。自分で掴んでいない。これでは禅の良さを殺してしまう。こんな時このジョークがお気に入り。とある経済学会での一コマイギリス人:「その定理は、経験によって裏付けられているだろうか?」ドイツ人 :「その定理は、いかなる基本定理から演繹されたものであるか?」フランス人:「その定理を、フランス語で言ってください」日本人  :「あなたの先生は有名ですか?」最近ならコロナの報道で、ドコドコ大学の教授の発表とかいう報道見出しを見ると萎える。論文の中身ではなく大学名から来る。武術も進歩しているということ昔はよかった昔は強かったて文化でも経済でも武道でも聞くけど、少なくとも武術てけっこう進歩してます。体操競技でかつてはオリンピックで必殺技の位置づけだったウルトラC難度も今は平凡なもの、であったりバレエでは年を追うごとに足が高く上がっていくなどもりもり進歩している模様。武術だけは昔のほうが優れてるんだうか。ルールによる最適化は有るだろうけどそれでも、今の選手、強くなってると思いますよ。そんな中、使える技、使えない技てのは必ず出てくる。護身の術なので、対象はアスリートクラスではなくアマチュアなのでその変遷は鈍いかもしれない。でも無いとまで考えるのはおかしい。少林寺拳法の科目には対組技を想定した項目がたくさんあるけど、肩打投とか投げ技の雄柔道はもう昔の肩車しないからね。ルールで禁止されてるので。別の入り方する。総合のジムで学んだことを、ぜひ少林寺拳法に落としてほしいな。彼はちゃんと少林寺拳法に帰ってくる。教えてもらわないと!!もって教化の実を挙げん武専(2014)の修了論文https://dairokuten.yokohama/pdf/busen_paper2014.pdfには、曹洞宗の御和讃を引用しておいた。...