コンビネーションの緩急の話

BY ライデン IN No comments

今月はミット打ちが重点課題なのですが、先日もよくあるスタンダードなコンビネーションを叩きます。

  • ワン・ツー・ミドル
  • ミドル・ワン・ツー
  • 最後にくっつけて、ミドル・ワン・ツー・ミドル
単純に連攻でミット叩くと運動量多いしリズムがわかってくると楽しい。単発でしっかり叩けても連続した動きの中ではまたちょっと違うし、変に力むとリズムが悪い。そういう緩急がある。

さてパンチPとキックKとして最後にKPPK という四回打ったわけだけど、

K-PPKという区切りもあるし、
KPP-Kと区切ってもいいだろう。
もちろん一息でKPPKと打ってもいい。

同じコンビネーションでも人によって結構差が出る。それが素敵。
そういうものがあるから、ぜひ皆さんには意識的に打ち分けてみてほしい、と話した。

どこで区切るのか

どこで区切るのか? 区切るというかどこで緩急つけるのかて感じかな。同じコンビネーションでも緩急の付け方で雰囲気は変わる。
多少誤解招きそうですけど、大きく一息あけて最後のミドルてのも突然間を開けられるとかえって対処しづらくすることもできる。
戦いの基本は「兵は詭道なり」よろしく相手の裏をかくこと、相手の予想の範疇を超えることで、少林寺拳法でいえば虚ということになるだろう、

「ハイハイ、またさっきのコンビネーションね」

と寄り付かせたら、緩急を変える、というのはシンプルだけどとっても大事。
裏をかくと言うとども言葉は悪いのだけど、こういうやり取りはゲーム感覚で楽しいのでいくつか持っていると少林寺拳法はもっと楽しくなる。

法形間の連反攻の緩急には、自己の経験に基づいた自分なりのものを持っているのかが如実に出るのでおもしろい。そういう自分の拳法を磨いていってほしいと思います。

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