こんなご時世ですし、当分単演をやることになるかなと思います。
少林寺拳法は組手主体を標榜してきたので、誰とも合わず孤独にたんたんと鍛錬するのは苦手なんだなと今回改めて感じますね。また自粛が来ないも限らないので、一人でも鍛錬できるように稽古していくことは大切ですね。
単演といえば天地拳とか義和拳とかあの辺りですが、嘘かホントか知らないのですが西の某所ではそれぞれの法形をやる前に単独でやってたとか聞いたことがありーの。たまたま開祖が思いつきでやったのか継続的にやってたのか謎です。
単演はたくさんある
例えば試験にも出る龍王拳第一系ですが、もちろん二系・三系もあるわけです。龍王拳は(今教範見るとw)27まであります。もちろん剛柔合わせればわんさかあります。あるにはあるんです、試験に出ないだけです。試験にないからやらなくていいとか、公式なものがないからよくわからないからとかは拳法を狭くしてしまうので私は嫌いです。我々は科目を追いかけているわけではありません。求道しているのです。なければ創作すればいいんです。
同じ様に天地拳3-6の相対もいろんな先生が創意工夫でやってます。大事なことはそれらを覚え記録することではなく、自分でも考えて構築できるようになることだと思います。たとえそれが他人から見て変なものでもいい。自分で考えることに意味があります。横浜大六天道院ではどんなにレベルが高くても自ら出たもの以外は評価されません。下手くそでもレベルが低くてもよいです。自分で絞り出したことを尊びます。拳禅一如とはそういうものだと思います。
いいじゃん、どうせ試験でやるわけでもないんですし。公式だと言って回るわけでもなし。好き勝手やってくれよ!!!
流水蹴の単演 例
たとえば月曜日に例示してってもらった単演は、仁王拳第一ですね。まぁ流水蹴のことです。3つやってみました。その場で適当に考えてたものです。左前から、
- 流水受
- 蹴り上げ
- 順足鈎足して右で回し蹴り
- 蜘蛛足か十字足で下がる。
- 右前から以下繰り返しておわり
左前から、
- 流水受
- 蹴り上げ
- 左足で足刀(段蹴腹でも顔でも膝でもどこでもいいよ)
- なんちゃら退り
あとなんだっけ。
左前から、
- 流水受
- 金的蹴
- 右で上段蹴り上げ
- 順退り
あと外受突でも
- 右手 外受
- 左手 中段突
- 右手で受けから段突
- 後ろ体重にしつつ、左手て打上受
- 左足で蹴(蹴種の指定はあえてしない)
これなんていかにも拳法ぽかった気がしまするぅぅ。
大事なことは、覚えない・サッサッと忘れる。言われたらそれなりにすぐできることを目指し、すぐ思いつくようになることを目指しています。乱捕りしてれば適当に思いつくでようになります。
それなりでいいんです。ものすごく良くできた単演である必要はなく、むしろ多少不自然でもいい。対応力つくんで(本当)、乱捕りにも役に立つかも?(知らない)
ひとつの動機づけとして、ドリルとしてサクサクやれば良い思います。
構成同じでも人によってタイミングは異なります。それも見ていて楽しいし、少林寺拳法を学ぶ人間はクリエイティブじゃなきゃね。
地区センターの体育室が取れたときは、また錫杖伝でもやろうかなと。錫杖伝はリーチが長い。嫌でも縦横3倍で9倍の面積、ついでにちょっと大きく取って10倍くらい徒手より空間を食う。これってちちょうどコロナ対応距離でないかな!!!
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