怠っていた雑誌のお知らせを。これも結構前に来てましたけど。
特に興味深いのは、
「視覚障害者柔道選手における柔道継続要因の検討:晴眼柔道実践者との比較から」という論文。
運動を初めた人も、3-6ヶ月後には大半がやめてしまうという報告があり、運動の習慣化にいたる要因を探ることが求められている。
本報告では、視覚障害者柔道選手38名の継続要因を晴眼者38名との比較で研究しています。
ざっくり結を書き出すと、
>障害の有無にかかわらず、柔道実践者の継続理由には、人間形成や精神力の向上、体力の向上、自己実現、好感情が重要であると推察できる。
>しかし、先行研究との相違点として、「社交性」が継続理由の一つして抽出されとこと、また「格闘技への好奇心」がに対応させることのできる「自己実現」に関する因子の中に、競争意識を高めるような項目がないことが挙げられる。
晴眼者と視覚障害者の継続理由で異なる点は、
>晴眼柔道実践者は、基礎体力や自己制御能力の向上など自己の内面を高めた...